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2021.01.21
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カテゴリ:国内旅行
■2020.11.26(木)
夕べ泊まったところは、山口県下松市笠戸島。
今日は、これから山口市に行く。
が、その前に、笠戸島をちょっと見ていこう。

★笠戸島は下松市の南海上に位置し、大島半島とともに笠戸湾を形づくっている。
入り江が多く、古くから良港として知られていたことから平清盛が厳島神社を宮島に置くかこの笠戸島に置くか悩んだという話も残されている。

★江戸時代には徳山湾や笠戸湾は毛利藩の三白政策(米・塩・紙)により積荷を運ぶ船で賑わいを見せ、笠戸島の入り江にも風待ち・潮待ちの船が並んだ。

笠戸島から見る瀬戸内海の島々の間に沈む夕日の美しさは、西日本有数の名所として知られています。


瀬戸内海国立公園にある笠戸島は、「七浦七岬」と呼ばれる変化にとんだ海岸線と豊かな自然に恵まれた島。
■笠戸島の浦地名■
●本浦(ほんうら)●東風浦(こちうら)●垰ノ浦(たおのうら)
●大浦●深浦●小深浦●江の浦●沖浦
■笠戸島の岬地名■(鼻、埼を含む。)
●瀬戸岬●鎌石岬●はなぐり岬●小城(こじょう)岬●大城(おおじょう)岬●火振岬(ひびりみさき)●赤鼻●カツネ埼

写真:はなぐりの地名
「はなぐり海岸」というところに着た時、夫が
「はなぐりって何?」と私に聞いた。
「はなぐりというのは、牛の鼻にあけた穴のこと」と私。
「でもなんで、ここを『はなぐり海岸』言うんやろう?」と夫。
「きっと、この辺りの岩に穴があいていて、それをはなぐりに見立てたんと違う?」と私。
帰って調べたら、私の推理が当たっていた!!

▲本当にはなぐりのような奇岩があったのだ。
 その他、島の下に「火振岬(ひぶりみさき)」という名前の岬がある。
この岬から火を振って通信の狼煙をあげていたのではないだろうか。
 また、「垰ノ浦(たおのうら)」という地名も珍しい。

「垰(たお)」とは、峠のこと。
峠は、中国地方で垰あるいは乢とも書き、■「たお」「とう」「たわ」「たわげ」などと呼ぶ地方があり、地名などにも見られる(岡山県久米南町安ケ乢など)。
子どもの頃住んでいた岡山県にも「垰」とかいて「たわ」と読む地名があった。
ここ笠戸島も中国地方なので「たお」なのか。
ここは、この島の峠なのかも・・・と考えるのが楽しい。
笠戸島のある下松市(くだまつ)の地名は、
七星降臨伝説。
はるか昔、この地の松に大星が降ったことから「星が降(くだ)った松」が「下松(くだまつ)」になったという伝説が残っている。
■笠戸島■地名の由来
「広島県宮島町(厳島)の明神が笠を置いた」という伝説があることから。

海の上を歩く海上遊歩道を歩いていくと・・・。

魚!!

ヒラメの供養塔だそうだ。
ここ笠戸島では、ヒラメの養殖が盛んで、

昨日の宿の夕食はヒラメのお刺身が出た。


山口県のおすすめスポット

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Last updated  2021.01.21 20:54:33
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