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2021.01.25
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テーマ:国内旅行(1458)
カテゴリ:国内旅行

■2020.11.27
山口市から美祢市に行って秋芳洞と秋吉台を見る。

秋芳洞■は、山口県の中央部・美祢市にあります。
周囲は「秋吉台」と呼ばれるカルスト台地で、数々の洞窟や鍾乳洞があり、その中で一番大きい観光洞窟が「秋芳洞」。
その規模は東洋でも屈指と言われ、観光洞では日本一の規模を誇っています。


昭和天皇がまだ東宮だったころにご訪問され、それをきっかけに宮内庁が「秋芳洞」と命名され、今に至っているそうです。

10kmほどもある洞内のうち、1kmほどのコースを様々な鍾乳石や石筍(せきじゅん)が彩っているようすを見学することができます。

秋芳洞から秋吉台まで車で移動。

広大な秋吉台をガイドさんの案内で1時間コースのカルスト台地を歩いた。

秋吉台
秋吉台(あきよしだい)は、美祢市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地です。

1955年に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定されています。


▲草木が生えていないのは、毎年野焼きをするから。
野焼きをしないと左の中のように木が生えて森になるという。

雨水が石灰岩の割れ目に沿って集中的に地下に浸透する過程で周囲の石灰岩を溶かすため、地表にはドリーネ(doline: 擂鉢穴・落込穴; 語源はスロベニア語の谷、米語ではほかにsinkhole)と呼ぶすり鉢型の窪地が多数形成される。
ドリーネでは、野菜などが作られるがこれを「ドリーネ耕作」という。

(▲ドリーネ耕作の跡。)
明治・大正時代になると、秋吉台上にたくさんあるドリーネの底は、農業に利用されるようになり、ドリーネを耕すことからドリーネ耕作と呼ばれた。

昭和20年代の後半までは、ドリーネの積極的な利用がありましたが、合理的な現代農業の発展で、生産性の低い秋吉台のドリーネ耕作は衰退の一途をたどり、現在ではほとんど見ることができなくなっています。■ドリーネ耕作

 ドリーネ耕作は水はけが良くゴボウやサトイモの栽培に適した場所。
だからこのあたりは、ゴボウ料理が名物だそうだ。

秋吉台の中の道を通って、「別府弁天池」。


「別府弁天池」は、
全国的にも有名な景勝地である秋吉台や秋芳洞の麓、別府厳島神社の境内にひっそりと佇む湧水。
環境庁が指定する“日本名水百選”にも選ばれています。

南国の海のようなコバルトブルーとか、宝石のようなエメラルドグリーンとも呼ばれる美しさ!
その神秘的な色合いに、思わず誰もが見入ってしまうに違いありません。
その美しさをカメラに収めようと、多くの人がスマホを持って撮影しています。

何故青いの?
この青さの秘密は、石灰岩で構成されたこの地特有のカルスト地形にあります。
「別府弁天池」では、カルシウム分を含んだ透明度の高い水が湧き出ています。
その湧水が太陽光に照らされ、青色の光のみが反射することにより、このような神秘的なブルーに見えます。

池が最も美しく見える天候は、光が反射しやすい晴れです。
しかし時間帯によっては池に木の影が不要に映り込みすぎるので、薄曇りの天候も良いです。
風は強過ぎず無風状態の方が、池の表面が波立たず、より美しく見えます。

湧水を飲むことも出来、専用の給水所も設置されています。
「1杯飲めば1年、2杯飲めば2年長生き」と長寿が保たれ、財宝が授かるとも言い伝えられるパワースポットでもあります。


▲宿の窓から見た、山口市の景色。
この日も山口市に泊まる(連泊)。


●89Km ●12602歩

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Last updated  2021.01.25 00:19:24
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