テーマ:国内旅行(1458)
カテゴリ:国内旅行
■2021.3/29(月) ♪薩摩京都の名のある知覧 浮世忘れた夢の里 知覧節という歌があるということは、今回の旅行ではじめて知った。 また、歌われた知覧(ちらん)は、特攻隊基地のあったところということしか知らなかった。 知覧麓(ちらんふもと)は、南九州市にあって石垣と緑の生垣がる美しい町。 麓と呼ばれる外城の武家屋敷群が数多く残っている地区をガイドさんの説明を聞きながら歩いた。 ■門1■ ▲家の格によって門の形が違う。▼ ■門2■ ▲家の格によって門の形が違う。▼ ■門3■ 男性のみ入ることが出来る「男玄関」。 ▲当時、高価だった紅がらで塗った壁は、分限者(ぶげんしゃ)=金持ちのみが出来たこと。▼ 武家屋敷群があり、7つの庭園が国の名勝に指定され公開されています。 庭園は7つのうち6つが枯山水式庭園(水を使わず砂や石で風景を表現する庭園方式)です。 ▲水を使った庭園、知覧武家屋敷唯一の池泉様式「森重堅庭園」。 名勝に指定された理由のひとつに「琉球の影響」がある。 ▲石垣の端っこが、上がっているのは、琉球の影響ということだ。 ▲屋敷の一画に母ヶ岳を借景とする美しく優雅な庭園が造られています。(右の山から生垣に続くライン) ▲石垣の右半分は、麓川から拾ってきた石で造り、隣の左半分は、加工した石で造っている。 当然、加工した石垣の方が高くつくので、武士の階級が上ということだ。 あちこで石敢當(せっかんとう)を見た。 ■石敢當(せっかんとう)1■ ■石敢當(せっけんとう)2■ 平山亮一庭園の玄関のすぐ脇で、細長い手水鉢(ちょうずばち)のようなものを発見! 実はこれ、「太刀洗(たちあらい)」といって、血で汚れた刀を洗うための水溜めなんです。 ▲猪の目。日本古来から伝わる文様で、獣の目力で魔除けの意味。▼ 金具にも飾り模様として猪の目が使われていた。 石敢當(せっかんとう)にしろ、猪の目にしろ、昔の人の平穏無事への願いを感じる。 麓川に掛けられた石積アーチ橋の矢櫃橋。 大河ドラマ「西郷どん」では、知覧麓で多くの撮影があった。 ●佐多姓が多いのは、鹿児島が「佐多」姓のはじまりだから。 鎌倉時代の文保2年(1318年)3月15日、島津宗家4代当主忠宗の三男・忠光が大隅国の佐多(現・鹿児島県南大隅町)を与えられたことにより、「佐多氏」を称したのが始まりである。 忠光はさらに、文和2年(1358年)に足利尊氏により薩摩国知覧(現・鹿児島県南九州市知覧町)を与えられている。 ■薩摩の小京都:知覧麓(ちらんふもと)■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|
|