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カテゴリ:国内旅行
みなぎれる朝開の海に橋ありて 青島に渡る人 多く見ゆ (土屋文明) ■2021.4/6(火) 宮崎県の有名な観光地、青島に行った。 小さな島をガイドさんの案内で廻った。 まもなく80歳というガイドさんいわく 「昔は、宮崎は、観光客が多かったんですが、今は、沖縄にとられて・・・。」 宮崎の道路にはヤシの木?が並木道になっていて、外国みたいと感じたのだろう、昭和30年代から40年代は・・・。 当時は、庶民にとって外国は、夢のまた夢。 「外国みたい」な宮崎が新婚旅行のメッカだったのを私は知っている世代だ。 磯の千鳥は なきなき渡る むこう青島 月あかり (野口雨情) ●ようやく本殿へ。 ここは、古事記などで有名な神話「海幸山幸兄弟」伝説の舞台。 山幸彦と豊玉姫のロマンスの地でもあることから、縁結びの神が宿ると言われています。 ●亜熱帯の樹木が鬱蒼と繁り、ジャングルに迷い込んだような錯覚を一瞬起こしますが大丈夫。 突き進んでいくと、最強の縁結びパワースポット「本宮」にたどりつきます。 ●島の中央にあるこの辺りは、弥生式土器や勾玉などが出土しており、古代祭祀が行われていたと伝わる正真正銘のパワースポットです。 神の御座所に素焼きの皿を、願い事を呟きながら投げ入れ、入ると願いが叶い、割れると開運厄除けになるという「天の平瓮(あめのひらか)」。 (▲鬼の洗濯板) ●青島は周囲約1.5kmの小さな島ですので、時間のある方は、ぜひ島を一周してみてください。 ここには宮崎県内でも珍しい亜熱帯性植物群落で、国の特別天然記念物に指定されています。 樹齢300年を超えるビロウ樹が島を覆うように生い繁る雰囲気は南国そのもの。木陰には涼しい風が入り、夏でも気持ちよく過ごすことができますよ。 浮ぶ青島 びろう樹のかげで とろり見ましようか異国の夢を (西条八十) <方言狂句> ビロン葉に冬んねえ国ん風が吹く (詠み人知らず) 果てしなく平行に続く見事な景観に、これが本当に天然物なのかと驚かされます。 ▲「自然が作った奇跡」を間近で見られるチャンスです!▼ ガイドさんは、「古事記」に詳しい人で声色まで使って古い言葉で語ってくれて面白かった。 なんでも奈良であった「古事記大会?」みたいなのにご夫婦で出たというから、納得。 面白かったので帰ってから、■YouTube:中田敦彦・古事記■を見た。♪音が出ます! ■あおしまを歩こう■ 青島から出てから、近くにある県立青島亜熱帯植物園に行った。 人気観光地、青島の西岸に位置する宮交ボタニックガーデン青島。 外苑には青島に自生するビロウをはじめ、フェニックス、女王ヤシ、ナツメヤシの他、ブーゲンビリアやハイビスカスなどの色鮮やかな南国の木や花々を眺めることができます。 ▲絆の木・アコウ。▼ ここ青島鯨吹く潮われに及ぶ 金子兜太 園内にある碑。 ▲ホテルに大浴場がなかったので、帰りにここで入浴して帰った。 ◎走行距離:109km ●9479歩 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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