テーマ:読書(8609)
カテゴリ:読書
玄武書房に勤める馬締光也。 営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。 新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。 定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。 個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。 言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。 しかし、問題が山積みの辞書編集部。 果たして『大渡海』は完成するのか―。 2012年本屋大賞をの作品で映画化もされており、見た。■映画・舟を編む■ ●読書メモ● ●映画を見たのは、8年前なので、主人公・馬締(まじめ)役に松田龍平だった以外は、覚えていないのだが、原作を読んで、ぴったりだと思う。 馬締(まじめ)という主人公の名前は、問屋場(といやば)という意味。 旅人に馬の差配をする馬の元締めを馬締というのだそうだ。 ●言語学者の松本先生にしろ、馬締にしろ、大先輩の荒木にしろ辞書を作る人は、目新しい言葉を聞くとメモする。 *実は、私もメモしていて、鹿児島県を旅行して際には、「ぼっけもん」だの「長老(おせ)」だの「二才(にせ)」だの 「小路(しゅっ)」だの、「分限者(ぶげんしゃ)」だのとメモした。 私も言葉に興味があり、方言や古語を見たり聞いたりするとそのバックにある言葉や時代風俗などを考えてみるのがたまらなく好きだ。 しかし、馬締のような根気がないので、とうてい辞書つくりには向かないと思った。 ●■三浦しをん■って本名だそうだ。 ■映画・舟を編む■ ◎馬締は当たり役。 ◎言語学者、松本先生は、若すぎというか体ががっしりしすぎ。 原作では、痩せている。 ◎荒木は、若すぎ。 定年退職後も辞書に関わるという設定なのだ。 映画、もう一度みたいな・・・。 アニメもあった!!■アニメ・舟を編む■ ●「辞書は、言葉の海を渡る舟だ。」 という意味から辞書の名前は「大渡海」にした。 「舟を編む」、「大渡海」というタイトルから、沢田研二の「君をのせて」という曲を連想してしまう。 ■♪君をのせて:沢田研二■♪音が出ます! 風に向いながら皮の靴をはいて 肩と肩をぶつけながら 遠い道を歩く 僕の地図はやぶれ くれる人もいない だから僕ら 肩を抱いて 二人だけで歩く 君のこころ ふさぐ時には 粋な粋な歌をうたい Ah… 君をのせて夜の海を 渡る舟になろう 人の言葉 夢のむなしさ どうせどうせ知った時には Ah… 君をのせて夜の海を 渡る舟になろう ラララ ラララ ラララ… ラララ ラララ ラララ… Ah… 君をのせて夜の海を 渡る舟になろう Ah… 君をのせて夜の海を 渡る舟になろう ■ASKA歌唱もいい!!■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.03 00:23:23
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