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2021.11.19
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カテゴリ:国内旅行

■11月3日(水)
10時にガイドさんと駅前の足湯で待ち合わせ。
熱海の名所を案内してもらった。

JR熱海駅から徒歩で7分ほどの温泉宿泊施設の「大江戸温泉物語あたみ」の入口付近にトロッコを押す人のレリーフがあった。

人車鉄道
かつての日本には人が自ら車両を押す「人車鉄道」というものもありました。
人車はトロッコに2〜4人用の椅子を取り付けた簡易なつくりになっており、これを押し屋が動かしてレールの上を走らせます。
人車鉄道は、その多くの路線が静岡県以東の地域に見られました。

「豆相人車(ずそうじんしゃ)鉄道」は明治29年、小田原から熱海に敷かれました。
その後は人力ではない軽便鉄道になりましたが、大正12年の関東大震災まで温泉地への交通手段として多くの人に利用されたそうです。


熱海の街の中には、温泉があちこちにわいている。


伊豆に流された源頼朝も熱海に来たのか歌があった。

都より巽にあたり出湯あり 名をあづま路の熱海といふ
                    源頼朝

こんなところにも、温泉が・・・。
温泉、イチオシの熱海である。

熱海に来たら絶対に行くだろう観光名所、熱海の海岸は「金色夜叉」の舞台。

『金色夜叉』(こんじきやしゃ)は、

尾崎紅葉が書いた明治時代の代表的な小説。

読売新聞に1897年(明治30年)1月1日 - 1902年(明治35年)5月11日まで連載された。
前編、中編、後編、続金色夜叉、続続金色夜叉、新続金色夜叉の6編からなっている。
執筆中に作者が死亡したため未完成である。
紅葉門下の小栗風葉が1909年(明治42年)に「終編金色夜叉」を書き継いだ。
昭和に入って、映画、ドラマ化されるようになった。


●ガイドさんの話。●
お宮の結婚相手となった金持ちの富山唯継(とみやま ただつぐ)という名前。
富の山をただ継ぐ→富山ただ継ぐ→富山唯継・・・バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!!!

明治時代から多くの文豪たちが居を構え、名作を執筆した熱海。
その中でもひときわ有名なのが、 明治30年より6年間「読売新聞」「新小説」に断続的に掲載された 尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)です。
この小説にちなむ「お宮の松」と、「熱海の海岸散歩する・・・」で始まる歌謡が一体となり、爆発的に流布し、主人公「貫一・お宮」はあたかも実在の人物のように 国民の心をとらえて離さない存在となりました。

音符「金色夜叉」映画とカラオケ

熱海の海岸散歩する
寛一お宮の二人連れ
共に歩むも今日限り
共に語るも今日限り

僕が学校終わるまで
何故に宮さん待たなんだ
夫に不足が出来たのか
さもなきゃお金が欲しいのか

夫に不足はないけれど
あなたを洋行さすが為
父母の教えに従って
富山一家に嫁(か)しづかん

(以下、略)

宮さんは、寛一の洋行のために富山と結婚するのか・・・。

▲熱海市内に残る和菓子屋。▼

富士山 11月3日(水)は、熱海の後、伊東へと移動した。
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Last updated  2021.11.19 16:44:31
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