テーマ:国内旅行について(2620)
カテゴリ:国内旅行
■11月13日(土) 富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に代わりがあるじゃなし 解けて流れりゃ みな同じ いやいや、違いますから!! 先斗町の雪は、解ければ、ただの水。 しかし、富士の高嶺に降る雪は、解けて、長い年月をかけて、伏流水となり、泉となって湧き出す。 その水は、聖なる水となっている。 ■忍野八海(おしのはっかい)■ かつては忍野村域にあった忍野湖が干上がって盆地になり、富士山や近くの火山山麓の伏流水を水源とする湧水の出口が池として残ったのが忍野八海である。 平地となったこの一帯は米の産地となり、湧泉の水は飲料水や農業用水として活用された。 「八海」の名は、富士講の人々が富士登山の際に行った8つの湧泉を巡礼する八海めぐりからきており(多数ある湧泉のうち8つに限ったのは、8を尊ぶ仏教的思想に基づく、 富士講では忍野八海のことを、元(小)八海、内八海、根元八海、富士外八海などと呼んでいる。 古くから富士修験の霊場とされ、行者たちは富士登拝の前に池でみそぎを行なったとされるが、1843年に各池に守護神の「八大竜王」が祀られ、出口池を一番霊場、菖蒲池を八番霊場とする巡礼路が整備された。 忍野八海はその特異な自然現象から、訪れる観光客も多く、富士山周辺でも人気の観光地として知られる。 周囲は観光用の商店や施設などが建ち並び観光地化が進んでいる。 忍野八海の観光化は、茅葺屋根と富士山を背景とした田園風景を売りに1960年から始まった。 1965年ごろから観光地として注目されるようになり、1985年の名水百選選定で観光地化が進んだ。 忍野八海地区からは見える富士を忍野富士と呼ぶ。 冬季には池より朝霧が立ち込めることもある。 最も深い「湧池」を中心にして7つの池を巡る観光客が多く、一つだけ離れた位置にある「出口池」までを巡る者は少ない。 また、あまり目立たない「鏡池」「菖蒲池」などを省く観光客もおり、そちらも比較的に人出が少ない。 ▲澄み切った水▼ 忍野八海に心を残し、富士山を眺めながら次の目的地に移動。 移動しながら、時々車をとめて、富士を飽かず眺める。 ナビは、時々、「山梨県」、「静岡県」、「神奈川県」に入りることを告げる。 「三国峠」という名前がピッタリの地だ。 神奈川県立・恩賜(おんし)箱根公園に着いた。 ■神奈川県立・恩賜(おんし)箱根公園■ ここは「塔ヶ島」と呼ばれ、芦ノ湖に突出した半島のかたちをなしています。 宮内庁はここに皇族の避暑と外国からの賓客のために離宮の造営を計画しました。 明治17年、当時笹の密集していた塔ヶ島を中心に163000平方メートルを買収し、離宮の造営が始まりました。 明治19年7月に完成した箱根離宮は、二階建ての西洋館と日本館を中心に官舎・兵舎が建ち並び、華麗な姿を芦ノ湖に映していましたが、大正12年の関東大震災・昭和5年の北伊豆地震と続いた災害によって倒壊してしまいました。 その後、箱根離宮を再建する計画もありましたが、時代が戦争へと大きく傾いてゆく中にあって再建計画は打ち切られてしまいました。 そして、終戦後の昭和21年3月18日、離宮跡地は神奈川県に御下賜され、神奈川県はここを整備しその年の5月5日「恩賜箱根公園」として一般に開放いたしました。 ●6913歩 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.20 00:08:45
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