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2022.04.22
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カテゴリ:国内旅行

■4月12日(火)
兵庫県・丹波篠山から鳥取県・鳥取市へ。
この日は、鳥取城跡と仁風閣をガイドさんと廻った。

▲■天球丸巻石垣(てんきゅうまるまきいしがき)
1807(文化4)年頃に背後の石垣が孕(はら)み出し、その崩落を防止するため築かれた球面石垣。

こうした巻石垣は港や河川の工事に用いられるのが主で、城郭の補強に用いられるのは、きわめて珍しい例である。


▲■姫路城の弟城■
二ノ丸三階櫓は、山陰地方では初めての層塔型(そうとうがた)の櫓とされた。
姫路城の大天守が築かれてから約10年後、同じ職人たちによって再整備された鳥取二ノ丸城のは、「姫路城の弟城」といえるもの。

山上の丸の石垣は、高石垣を築くのではなく2段・3段の石垣を築き上げていく手法であるため、その大部分が宮部時代に築かれたものではないかという説がある。

石垣を注意深く観察すれば「野面積み→打ち込みハギ→切り込みハギ」と推移した石垣築造技術の変遷を確認することができる。

また、二の丸御三階櫓の背後の山腹には、江戸期の改築時の石切場の遺構もある。


城の上から、白亜の西洋館が見える。

これは、「仁風閣(じんふうかく)」という建物。

仁風閣(じんふうかく)は、■鳥取県鳥取市にある西洋館。
中国地方屈指の明治洋風建築として名高く、国の重要文化財に指定されている。

木造2階建て白亜塗りのフレンチルネッサンス様式で、1・2階共にベランダが設けられており、ガラス張りの2階バルコニーからは、市指定名勝である池泉回遊式日本庭園の宝隆院庭園を一望できる。

館正面右の螺旋階段は支柱を用いない、ケヤキの厚板で支えられた独特の構造をしており、外にあるのはこれの角尖塔である。
旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸という名目であったが、当初より皇族の宿泊を意図して設計・建築されたとされる。

完成同年に行われた皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の御宿所として利用され、館名は、これに随行した元帥海軍大将東郷平八郎が命名したもので、同人の筆による額が現存する。

明治以降は鳥取市の所有となり、迎賓館や公会堂として利用された。
1943年の鳥取地震で損傷し、この際の修復でスレート屋根が瓦葺に変えられた。
1949年から鳥取県立科学博物館として、1972年に現在の鳥取県立博物館が完成するまで利用された。
1973年国の重要文化財に指定された際に3年をかけて修復が行われている。



この部屋には、皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)が座った椅子が置いてある。
体が弱かったので、疲れると長椅子に横になっていたという。

鳥取市のガイドさんのジャンパーの絵は、砂丘は分かるけど、あとは、なんだろう??

山陰(鳥取紀行)の前に丹波篠山・篠山城
山陰(鳥取紀行):重伝建・丹波篠山城下町
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Last updated  2022.04.22 00:45:48
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