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2022.07.25
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カテゴリ:国内旅行

■6/14日(火)
お岩木山日和(⌒∇⌒)
朝からガイドさんと待ち合わせ。
案内してもらって、弘前の武家町を歩いた。

この武家町はかつては仲町と呼ばれており、■現在は当時の範囲の3分の2にあたる約10.6ヘクタールが重要伝統的建造物群保存地区(古い町並み景観を保護する文化財保護法の制度)に選定されています。

仲町の街並みにおける一番の特徴は、やはり生垣が伸びる路地でしょう。
色鮮やかな緑色の生垣が延々と連なる光景は、江戸時代から変わらぬ武家町の特徴です。

この生垣に使われている植物は、サワラという針葉樹です。
サワラの生垣は路地から敷地の内部を見ることはできませんが、内部からは路地を見通すことができる、まさに城門前の武家町のふさわしい、防衛に適した生垣といえるでしょう。

また家によっては、生垣ではなく黒板塀で敷地を区切っているところもあります。

黒板壁には煤に柿渋を混ぜた渋墨が塗られており、これは防虫や防腐の効果がある上、武家町らしい重厚な雰囲気を醸しています。


武家町で見つけた青森の方言「あずましい」は、「気持ちがいい」という意味で北海道でも使われている。
青森から北海道に渡った人々が伝えた言葉だろう。

弘前といえば、桜で、弘前市も桜推しなのだが、この武家町を見ないのは惜しいと思うくらい美しい町並みだ。

ガイドさんと出会った時、その名前で私は「!!」と気が付いた。
この人、青森県出身の有名人の〇〇さんと縁があるのでは?と思ったのだ。
聞いてみると、
「お祖母ちゃん繋がり」とのこと。
聞いてみるもんだ・・・。
素晴らしいガイドさんだった(⌒∇⌒)

ガイドさんと別れた後、石場家住宅を見た。
江戸時代中期の建築と推定され、国指定重要文化財に指定されています。

現在は酒屋ですが、石場家は代々「清兵衛」を名乗り、藩内のワラエ品と荒物を扱っていました。
この地方では、数少ない商家の遺構として貴重な建物です。

▲こみせ▲
建物の表通りに設けられたひさしを、青森県や秋田県では「こみせ」と呼んでいます。
同じものが、新潟県などでは「雁木」と呼ばれており、地方によって呼び名が違います。
こみせの空間は、積雪時の貴重な歩行通路となることから、降雪地帯で維持されてきたと考えられます。


お岩木山に見送られ、次の目的地「白神山地」へと向かう。
「帰ってこいよ」と岩木山。
帰ってこいよ
♪きっと帰ってくるんだと
お岩木やまで手をふれば
あの娘(こ)は小さくうなずいた
茜の空で誓った恋を
東京ぐらしで忘れたか
帰ってこいよ 帰ってこいよ
帰ってこいよ


▲マンホールは、林檎模様。真ん中の卍は、江戸時代の弘前藩の紋所で弘前市のマーク。

この日、見た青森の言葉、part2。「どさ」「ゆさ」。

白神山地は、青森県と秋田県の間にあるので、このままいけばすぐ。

しかし、青森側からの道路が土砂崩れのために迂回して秋田県まわり。
ということで、この日は、移動日。
移動する時、私は、ある地名にビックリしたが、それはまたいつか・・・。

5時前に宿の「ゆとりあ藤里」に着く。
その日は、洗濯をして旅の汚れを落とす。
洗濯代、無料、しかも使い方も丁寧に教えてくれた。


私が肉が食べられないというと、すべて魚に替えてくださるなど、細やかな心づかいに感謝。

朝食☝
靴●7251歩 秋田県・藤里町泊
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Last updated  2022.07.25 00:02:45
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