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2022.08.29
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カテゴリ:国内旅行

■6/20(月)-2
青森県・八戸を出て、岩手県北部、国道45号沿いにある■「道の駅のだ」■に一休みするために寄った。

そこで私が見たものは、牛の像!!

野田村の海岸では、古くから製塩が行われていました。
製塩は”直煮(じきに)出し”という大変な重労動で、苦労して作られた塩は大切な商品でした。
ここで焚かれた塩は、北上山地を越えて雫石や盛岡近在に運ばれ、米、粟、そば、豆などの穀物と交換されていました。
この地方の塩を運ぶ人々は、牛の背につけて運ぶことが多かったので「野田ベコ」と呼ばれ、この塩を運んだ道を「塩の道」と呼んでいます。

江戸時代の野田通りの海岸では、塩ばかりでなく、早くから鉄の生産が行われており、中国地方に次ぐ砂鉄の日本の二大産地として鉄山が各所にありました。
このため、塩を煮る鉄釜が容易に手に入り、製塩の歴史を画期的なものにしました。

岩手県に「釜石」という地名があるが、塩や鉄を精製する時の釜が地名の由来かと調べたら違った。_| ̄|○
釜石(岩手県)の語源

・ アイヌ語「クマ・ウシ(魚の集まる所、魚を干す所)」が転訛したものと言われる。
【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】

・ 「カマ」は「崩壊地形」で、「イシ」は「磯」のこと。
「崖の発達した海岸」。
【市町村名語源辞典 溝手理太郎 東京堂出版】

・ 今の釜石市甲子町あたりの甲子川に「釜淵」と呼ばれる淵があり、そこに大釜ににた大石があった。
この「釜淵の釜石」に由来する。
他にアイヌ語説もあり、不詳。
【JR・第三セクター 全駅ルーツ事典 村石利夫 東京堂出版】

・ 以下のような様々な説があると言われる。
【岩手県庁のサイトより】
(1) 釜をつくる石を多く産することから
(2) アイヌ語で「クマ・ウシ」(魚を干す場所があるところ)
(3) アイヌ語の「カマ・ウシ」(平岩のあるところ)
(4) 釜に似た石
(5) 鉱山から市内に流れる甲子川の釜状の石
(6) 釜渕の釜 


今は塩の道ならぬ、鉄道が通っていて、「道の駅」から鉄道の駅まで雨や雪でも濡れずに行ける。

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岩手県田野畑村島越にある鳥越港から観光船に乗った。
北山崎断崖クルーズ。

2011年の震災の影響なのか、クルーズ乗り場近くの人家は小高い所にあった。
車の運転が出来なかったら、生活が大変だろうなと心配になる。

船が出発するとすぐ大きな防波堤が見えた。
震災後に出来たのだろう。
船内放送で岩のことを教えてくれる。

船の乗り場でウミネコ用のパンを200円で売っていて、これに夫がまんまと引っ掛かり買ってしまった。
これをウミネコ商法という。知らんけど。

客は私たち2人と親子づれらしき男女の4人。

大きな岩に穴があいているのがあって、その穴の中を小舟で通ることが出来るツアーがあるということだ。

ちょうど、そのボートに出会った。
こんな時は、なんだかお互い嬉しいのか皆手を振りあった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

宿に向かっていると何だか不思議なものがあったので、引き返して見に行った。

田野畑村・震災遺構:明戸海岸防潮堤
東日本大震災による大津波で破壊された防潮堤が、被災時の状態で保存されています。
周囲には、震災前後および決壊の瞬間の写真を載せた解説版や歩道が整備されています。



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この日の宿は「国民宿舎・くろさき荘」で近くに灯台がある。


明治元年の戊辰戦争では東北列藩同盟として旧幕府方に与した南部藩は、北航してくる官軍艦船8隻を待ち受け

この砲台から攻撃した。
靴●4757歩 岩手県・普代村・黒崎泊

6/9■青森県・青森市・三内丸山遺跡他
6/10■青森県:八甲田山雪中行軍で分かったこと
6/11-1■青森県・歩きゃ奥入瀬三里半
6/11-2■秋田県・青森県:十和田湖
6/12■秋田県:レトロな建物の小坂と青森県のレトロな建物、盛美館
6/13-1■ガイドさんと歩く弘前・弘前城
6/13-2■青森県・弘前市に洋館が多いのはなぜか?
6/14■青森県:弘前市:見なきゃ損!武家屋敷から白神山地(秋田側)へ移動
6/15-1■秋田県:世界遺産・白神山地をゆく
6/15-2■青森県:白神山地「十二湖」
6/16-1■青森県:弦の舞橋と太宰治の生家・斜陽館
6/16-2■青森県:ごらん、あれが竜飛岬、津軽海峡 梅雨景色
6/17■青森県:下北半島=まさかり半島の刃の部分
6/18-1■青森県:下北半島:恐山と尻屋崎・寒立馬
6/18-2■青森県:下北半島は斗南半島ともいう。
6/19■青森県・下北半島:北の防人と六ケ所村の原発
6/20-1■青森県:「戸」のつく地名、ウミネコの島・蕪島、種差海岸
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Last updated  2022.08.29 00:03:39
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