テーマ:北海道ドライブ(610)
カテゴリ:国内旅行
■10月2日(日) 硫黄山の後、アカエゾマツの森に行った。 アカエゾマツの森とは川湯ビジターセンターのすぐ裏に広がっている針葉樹の森です。 アカエゾマツは少ない栄養分でも生きていけるたくましい木であるため、 硫黄山と摩周岳の噴出により火山灰の降り積もったこの大地でも一斉林として生育しています。 ここは近くに硫黄山があるため土壌は酸性の傾向にあり、地熱もあります。 植物にとっては厳しい環境…だからこそ、ここでしか見られないものもたくさんあるのです。 ●アカエゾマツの森コース● このコースは25分ほどで森を歩くことが出来るショートコースです。 ●アカゲラの小径コース● アカエゾマツの森にあるもう1つの散策路が「アカゲラの小径コース」。 このコースは1周約1時間のロングコースで、つつじヶ原自然探勝路に合流できる形になっています。 私たちは、アカゲラの小径コースを選んで、じっくりと森を散策した。 ▲シダが紅葉している。 シダも紅葉することをはじめて知った。 ▲あちらこちらのキノコが!!▼ 1時間歩いても誰にも会わなかった。 熊対策の鈴を買っていないことが不安だった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 屈斜路湖(くっしゃろこ)畔にある「アイヌ民俗資料館」へ。 このあたりには、アイヌの集落、コタンがあった。 屈斜路湖(くっしゃろこ)の前の広場がコタンだったのだろう。 熊の檻がある。 祭壇があって、幣(ぬさ)が供えてある。 江戸幕府の命令で蝦夷地を調査して歩いた松浦武四郎は、 1858(安政5)年の4月中旬(現在の暦では5月下旬)に、屈斜路湖を訪れています。 久摺日誌(丸山道子現代語訳)には 「クッチャロについた。 ここがこの湖の落ち口である。 人家が二軒有って、それから川を東岸に越えるとまた七軒の人家が有った。 この辺りの家々は、“湖水に枕して家居す”の言葉通りに、風景がまことに素晴らしい」と記す。 翌日は船を雇て湖中見物、東岸を廻っている。 その時に詠った一首 “汐ならぬ 久寿里の湖に舟うけて 身も若がへる こゝちこそすれ” 左側に「安政五年五月 松浦武四郎ここに来たる」と小さく刻まれている。 釧路湖(くしろこ)の砂浜のあちこちに、穴を掘ったあとがある。 砂浜を掘ればたちまち露天風呂の出来上り! その名も砂湯!! 遅い時間だったのともう10月だったので、誰も砂湯に入っている人は見なかったが夏休みなどは多かったのではないだろうかと思った。 近くにネッシーの形をした「クッシー」がいた。 阿寒湖はマリモで有名だし、 摩周湖は布施明が宣伝してくれて全国区。 しかし、うち(屈斜路湖)には何にもないから、クッシーを・・・と思ったのか・・・。 砂湯があるのに・・・。 この日のホテルの部屋は1階だった。 風呂も食堂も、いちいち階段を降りたり登ったりしなくて最高! また近くに硫黄山があってボコボコと煮えたぎるマグマがあるというのに噴火しなくてよかったと翌日思った。 朝ごはんの量は、いつも残して罪悪感を感じていたが、このくらいだと 食べられる。 ●10773歩●弟子屈(てしかが)町 9/22-1■70代夫婦が北海道・東部をレンタカーで廻る■ 9/22-2■網走番外地/モヨロ貝塚/能取(のとろ)岬■ 9/23■道東の旅:網走駅/知床・オシンコシンの瀧/オロンコ岩■ 9/24■知床五湖/鮭の遡上を見た■ 9/25-1■知床観光クルーズ/知床横断・知床峠■ 9/25-2■日本最大の砂嘴(さし)野付半島:トラクターバスに乗る■ 9/26■野付半島でアザラシとキタキツネを見た/根室・車石■ 9/27-1■道東の旅13日間:根室:国葬の日の納沙布岬■ 9/27-2■根室:春国岱(しゅんくにたい)/最果ての駅「昆布盛」駅■ 9/28■昆布のトリビアとガイドさんと歩く霧多布(きりたっぷ)湿原■ 9/29-1■釧路湿原公園■ 9/29-2■釧路市内:釧路川/幣舞橋(ぬさまいばし)・・・■ 9/30■のろっこ号で湿原をゆく/釧路の地名■ 10/1-1■阿寒湖/遊覧船/マリモ■ 10/1-2■阿寒湖周辺とアイヌコタン■ 10/2-1■摩周湖/硫黄山■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.21 00:06:30
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