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2022.12.14
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カテゴリ:国内旅行

11月26日(土)-2

帰りは滋賀県・大津市にある円満院に寄る。
■圓満院の歴史■
圓満院は寛和三年(987年)に、村上天皇の第三皇子悟円親王により創立された天台宗の門跡寺院です。
三井三門跡の一つであり、開基当時は平等院と呼ばれていました。

藤原道長が宇治に建てた別荘をその子藤原頼道の時代に寺院にするよう命令が下され、平等院(後の圓満院)の明尊大僧正によって完成しました。

門跡(もんぜき)寺院とは、一般の僧侶とは違い、皇族その他の出身者が住職をつとめる寺院をいいます。
全国20万あまり言われるお寺の中で、たった17ヶ寺しかない貴重な寺院です。

皇族や摂関家等の子弟が出家した僧房では、各門流を各々継承することになり、皇族その他の出身者によって相承される特定の寺院を指す称号へと変化しました。


「大玄関」
大玄関の前に広がる白砂の手前には、通常、青竹の結界が張られており、本来は、天皇陛下が行幸された場合のみ、その結界が開けられます。

▲天皇家にゆかりがあるだけに菊のご紋が!!


▲杮葺き(こけらぶき)の重要文化財指定「宸殿(しんでん)」の屋根

▲投扇興
投扇興の起こりは江戸時代の中期、安永二年 (1773) の頃の京都であったとされている。
中国伝来の投壺(とうこ)という遊びがあったが、これは作法やルールが煩わしく、誰でも手軽に遊べるものではなかった。
そこで女性や子供でも、手軽に楽しめる遊びとして投扇興が考案され、庶民の間で大流行した。

▲広い縁もしくは廊下。

▲上の飾りのようなものは、何か意味があるのだろうか?

宸殿(しんでん)の南側に広がる庭園は、室町時代の相阿弥の作と言われ池泉鑑賞式のお庭です。
江戸時代のものだという説もある。

春は山桜、夏は天然記念物のモリアオガエルなど季節によってさまざまな姿を見せて心を癒してくれます。


▲「宸殿(しんでん)」から本殿への橋▼


大津絵のコレクションがある場所に行って見た。
 大津絵とは、今からおよそ340年昔(江戸初期)、東海道五十三次の大津の宿場(大津の追分、大谷)で軒を並べ、街道を行き交う旅人等に縁起物として神仏画を描き売ったのがその始まりです。
 名も無き画工たちが書き始めたのが始まりで、その多くの絵柄は風刺、教訓の意味を持っています。

画風は、他の絵画にはない独自の力強さを感じる筆の趣を持っています。
また多くの色を使用せずシンプルながらも、アクセントカラーがオレンジなど、どこかポップな印象があります。
 神仏や人物、ひょうたんや動物のサルなどがユーモラスなタッチで描かれ、道歌が添えられています。

「ドライブ・マイ・カー」507km、3日間の旅、これにて終了。
靴●11/26(土)●5757歩
滋賀・福井2泊3日:滋賀県・守山市:佐川美術館、ゲジゲジナンバー
滋賀・福井2泊3日:紅葉の近江八幡市と八幡山
滋賀・福井2泊3日:滋賀県・長浜
滋賀・福井2泊3日:福井県・今庄(いまじょう)しゅく
滋賀・福井2泊3日:福井県・越前市・武生:紫式部公園
■滋賀・福井2泊3日:滋賀:大津市:円満院と大津絵■
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Last updated  2022.12.14 00:14:51
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