テーマ:国内旅行(1458)
カテゴリ:国内旅行
■3/28-2 愛知県豊橋市今橋町にある吉田城に行ってガイドさんの案内で城を見てきた。 今も堤防などなく遊水地が広がる豊川。 吉田城は豊川が大きく蛇行した淵と支流の朝倉川が合流する場所に位置し、 豊川左岸の河岸段丘のうちでも周囲より小高い場所で豊川とは約十メートルの段丘崖で接していることから、 (▲隅櫓(鉄櫓)からの風景。) 周囲を見渡すことができ豊川が自然堀の役割をはたす、自然の地形を利用した後堅固の平城である。 豊川は巨大な堀の役割を果たす反面、船で攻撃される恐れもありました。 このため河岸に川手櫓などを築き防備を固めていました。 吉田城の石垣にはさまざまな大名家の家紋などが刻まれているものがあり、これは天下普請で築かれた名古屋城築城の際に余った石垣を転用したことによると考えられます。 歌川広重の『東海道五十三次』の中で、橋と城が同時に描かれているのは、吉田と岡崎だけである。 吉田大橋は東海道では数少ない大きな橋で、川に面した城郭と橋を同時に描くことができる吉田城は、東海道でも屈指の景観として多くの絵師に描かれている。 また、城趾内に名古屋鎮台の豊橋分営所が設置され、明治8年(1875年)には大日本帝国陸軍歩兵第18連隊が置かれた。 太平洋戦争後、三の丸内側は一部を除き豊橋公園として整備され、 本丸には1954年(昭和29年)に隅櫓(鉄櫓)が模擬再建された。 隅櫓(鉄櫓)の中は簡易的な資料館となっている。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 吉田城の近くの「豊橋市公会堂」へ。 ここでは、「豊橋公会堂」の職員氏がガイドに加わってくれた。 中村與資平氏による設計で、1931年に完成。 1998年には、国の登録有形文化財に登録された。 建物の外観は、スペイン統治時代の建築様式をモデルにしているため、地元ではフォトジェニックなスポットしても有名。 大階段に続くコリント式列柱による玄関も印象的。 階段室上部のモザイクタイルを貼った半球ドームの四隅に配置された羽ばたく大鷲がシンボル。 豊橋市制25周年を記念して、豊橋市の将来を象徴した力強く羽ばたいて飛び立とうとする4羽の鷲の像です(公会堂は市制25周年記念事業と昭和天皇の御大典記念事業を兼ねて建設)。 豊橋市には明治17年、歩兵第18連隊(吉田城跡に兵舎がありました/弾薬庫などが現存)、 明治41年には第15師団(第15師団司令部庁舎は、現在の愛知大学記念館)が置かれ、蚕都とともに軍都とも呼ばれていました。 鷲を配したのはそうした時代をも象徴しているのです。 ▲レプリカが玄関の近くにある。 ▲凝った作りの天井。 ▲窓も手が込んでいる。▼ ●3月28日●9989歩 ■2023.3月23日(木)■愛知県・名古屋市・有松■ ■3月24日-1■愛知県:名古屋市・熱田神宮■ ■3月24日-2■愛知県:名古屋城■ ■3月24日-3■愛知県:名古屋市・四間道(しけみち)■ ■3月25-1■愛知県:名古屋市・徳川園■ ■3月25日-2■愛知県:清須市・清州城/北名古屋市「昭和日常博物館」■ ■3月26日-1■愛知県・運のいい城・犬山城■ ■3月26日-2■愛知県:明治村(犬山市)■ ■3月27日-1■愛知県:家康の先祖の地:松平郷■ ■3月27日-2■愛知県:三河松平菩提寺・大樹寺(岡崎市)■ ■3月27日-3■愛知県:家康の産まれた城・岡崎城■ ■3月28日-1■愛知県・豊川稲荷:■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.05.13 00:02:04
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