テーマ:読書備忘録(1394)
カテゴリ:読書
ベルリンで暮らし始めて一年。 冬には友人と温泉で新年会をしたり、家で味噌を仕込んだり。 春になったら青空市で見つけた白いアスパラガスに、薄切りハムとオリーブオイルを添えて。 短い夏には美味しい味と素敵な出会いを求めて、リトアニアとポーランドへ。 秋には家でリンゴケーキを焼いたり、縫い物をしたり。 四季折々の暮らしを綴ったエッセイ。 柚子があれば―1月1日|松の内―1月8日|なくした財布―1月10日| 冬の遠足へ―1月15日| 手前味噌―1月21日|木曜日の過ごし方―1月26日|アインシュタインの言葉と―1月30日| 極寒と灼熱―2月9日|お正月―2月12日|寒空の下―2月16日〔ほか〕 ●作者の小川糸さんは、「食堂かたつむり」を読んだだけ。 「食堂かたつむり」では美味しそうな料理やインテリアにこだわった店の様子が描かれていて、私の好きなイメージのお店。 映画も見た。 「グリーンピースの秘密」の中にも料理が沢山出てきて、料理好きがうかがえる。 なぜ、ベルリンに住んだのかは書かれていなかったから、ちょと残念。 ●読書メモ● ◎は私のコメント ●クリスマスが終わると(略)家の中に飾っていたツリーを道路に捨てる。 その捨て方というのが大胆で、道にぶん投げてある。 良識的な捨て方は、街路樹が植えてある土の上に置いておく、というのだけれど、中にはアパートの窓からそのまま下に落とす人もいるらしく(略) ◎ドイツ人は、絶対にそんなことをしない民族のように思うのだが・・・。 ●すべての名詞に、「男性」「女性」「中性」「複数形」という 冠(?)みたいなのがついていて、その性がわからないと、正しく話せないのだ。 たとえば、「スプーン」は男性、「ナイフ」は中性、「フォーク」は女性。 そこに理由はなく、こういうのを、ひたすら覚えるしかないというわけ。 ●温泉というと日本の十八番(おはこ)という印象があるが、ドイツにも、温泉が結構ある。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.06 00:02:50
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