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2024.06.10
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カテゴリ:国内旅行

■2024.5.15(水)-2
「お江戸見たけりゃ佐原へござれ、佐原本町江戸まさり」とまで歌われたほど賑わっていた千葉県香取市・佐原。

茨城県との県境に近い香取市・佐原は「北総の小江戸」と呼ばれ、今もなお江戸時代の情緒たっぷりな古い街並みが残っています。

街中を散策していると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな気分に酔いしれてしまいます。
そんな佐原をガイドさんの案内で廻った。

佐原で一番の有名人といえば、伊能忠敬を抜きには語れません。
伊能忠敬(1745-1818)は江戸時代後期の商人、日本で初めて本格的な地図を作った人です。

ガイドさんの法被も伊能忠敬が!

▲伊能忠敬の家。
17歳の時に佐原の造り酒屋・伊能家の婿養子となり、実業家として大成功を収めました。
50歳で隠居、江戸に出て天文学や暦学を習得します。
伊能忠敬旧宅は、忠敬が婿養子として入った17歳から、隠居する50歳までの30年以上を過ごした家です。
 造り酒屋を営んでいた土蔵造りの店舗のほか、炊事場や書院、蔵などが残されています。
その後、足掛け17年にわたって日本全土を実地測量し、実測による日本地図「大日本沿海輿地全図」を完成させました。
 200年以上前に作られたとは思えないほど精巧なのもので、その後の日本の発展に大きく貢献することになったのです。

正式には樋橋ですが、「じゃあじゃあ橋」の名前で親しまれています。
佐原の町内を流れる小野川に架かっている橋で、伊能忠敬旧宅の前にあります。
もともとは江戸時代前期、農業用水を小野川を隔てた対岸の水田に送るための大樋として造られたものです。
その大樋の上に橋を架けて「樋橋」となり、完成から300年以上も佐原の町を見守ってきました。

橋の下にある大樋から流れる水が、じゃあじゃあ音を立てることがら、「じゃあじゃあ橋」と呼ばれるようになったといわれています。

昭和初期に木造からコンクリート製に変わりましたが、今では専ら観光用の橋として従来の木造に戻りました。

毎日午前9時から夕方の17時までの間、30分間隔で落水が行われています。
その風情ある水音は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選定されています。

江戸情緒あふれる佐原の町並みではある意味異色の存在かもしれませんが、「古い町並み」のランドマーク的存在となっているのが三菱館です。
赤煉瓦造りの明治・大正スタイルを色濃く残す三菱館は、大正3年(1914年)に建築されました。

平成元年(1989年)まで使用され、翌々年の平成3年(1991年)に千葉県の有形文化財に指定されました。

水郷と聞いて連想されるものは、あやめ、そしてさっぱ舟ですね。
利根川を挟んだお隣の潮来が有名ですが、こちら佐原も負けてはいません。

水郷名物のさっぱ舟に揺られて、水上から眺める小江戸の景観もまた格別です。

岸には、カキツバタの花が!

所要時間30分で、水上から佐原の古い町並みを鑑賞します。

昔、といっても昭和30年代は、佐原には、映画館やデパートもあって「大都市」だったと船頭さん。


そうだ関東いこう!(千葉県)
■5/13(月)■関空に泊まる。
■5/14(火)千葉県・成田市
5/14(火)-2■印旛郡 房総のむら
5/15(水)■佐倉市・佐倉武家/順天堂他


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Last updated  2024.06.10 00:09:05
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