高傳寺 こうでんじ 葉隠の原点
旧藩主鍋島家菩提寺 曹洞宗 高傳禅寺※ほんとうは高伝寺の「高」という字は旧字を使いますが、機種依存文字のため表記できず、「高」で表記しています。あしからず。住所:佐賀県佐賀市本荘町本庄肥前佐賀の旧藩主鍋島家の菩提寺であり、武士道の心「葉隠(はがくれ)」の原点でもある由緒あるお寺です。高傳寺(高伝寺・こうでんじ)案内(現地説明板より) 当山は旧藩主鍋島家菩提寺で山号を恵日山といい曹洞禅宗 開祖は鍋島駿河守清房公(藩祖直茂の父君・剛意善金大居士) 天文21年(1552年)の創建・境内総地積一万余坪・本尊は、薬師如来・仏殿の西裏約六反歩にわたる龍造寺・鍋島両家の、御墓所に立ち並ぶ数百基に上る石燈篭、雄大な構築規模と結構な諸堂宇の佇まいは、往時の藩政時代の雄図を偲ばせるのに十分。 中世戦国時代から幕末期に於ける精神性は「武士道」に代表されるものであるが、当山に象徴される龍造寺、鍋島両家の伝統に支えられた「葉隠(はがくれ)」は武士道思想の白眉として知られている。 陽春四月に公開される「釈迦堂御開扉法要」はこのような肥前佐賀の歴史を彷彿とさせるものである。同時に公開される、本邦最大を誇る大涅槃像(縦:八間 15.4m / 幅:三間半 8m)は三代綱茂公御寄進 (以上現地説明板より)