白磁冠火食鳥噴水(はくじかんむりひくいどりふんすい)
白磁冠火食鳥噴水(はくじかんむりひくいどりふんすい)中庭には、この白磁冠火食鳥噴水があり、四季折々の花々や紅葉とともに、美しい景色を楽しむことができます。この白磁の鳥と噴水は、1987年にドイツ民主共和国(現ドイツ連邦共和国)のマイセン市から、姉妹都市友好を記念して有田町へ寄贈されたものです。鳥の原形はマイセンの名陶工ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1706~1775)が1731年に作り、1985年に国営マイセン製陶所(現国立マイセン磁器製作所)において複製されました。冠火食鳥とは駱駝(ラクダ)に似た大型の鳥で、ほぼ等身大に作られています。鳥の後方足元には、剣を交叉させたマイセン製陶所のマークがありました。