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カテゴリ:小説
角川ビーンズ文庫から出版されている、栗原ちひろさんのオペラシリーズ5冊目です。 このシリーズは「イラストがTHORES柴本さんだから」という理由だけで、買い始めた訳で 実のところデビュー作である1冊目を読んだ時は、かなり微妙でした(笑) 世界観は面白そうな予感ヒシヒシで、キャラ設定もかなりいい! ところが… せっかく良い道具立てが揃っているにも関わらず、それを生かしきれずに終わってしまう(^^; …だぁ~もったいない!! 何しろキャラがギクシャクしてて、それぞれの役割を演じるだけのセリフが空々しい(笑) という訳で2冊目も購入したのは、ひとえに柴本さんへの愛ゆえでした(^^ゞ ところが! 2冊目で詩人への愛が芽生え、3冊目でカナギに転び、なんと4冊目では、 最悪と思っていたヒロイン・ミリアンを、あろうことか可愛いなんぞと思ってしまった!! か、可愛いんだよ~ミリアン んも~カナギを10発くらい殴ってやりたいよっ!(笑) 最初はド素人だったキャラ達も、今では名優となり魂のこもったセリフを吐いてくれますv 1冊目でやめてしまった人も、是非、続きを読んでいただきたいと思います♪ 一応、あらすじを。でもちゃんと説明できないの~(^^; 『未曾有の大災厄で崩壊した世界を救ったのは、「世界の王」と呼ばれし者と鳥の姿をした神。 今でも、王に使わされた「不死者」が世界を魔物から守っている。』 そんな神話と伝説に彩られた世界で、魔法と迷信と信仰にすがって人々は暮らしている。 自分と故郷の人々をむしばむ病を治すため、伝説の「不死者」を捜す薬師のカナギ。 その完璧な美貌さえ胡散臭い、詩人と称する謎の青年。 罪人であるカナギ抹殺の命を受けた暗殺集団の少女ミリアン。 異質な3人が出会った時、世界はゆっくり動き始め、彼らの長い旅が始まった。 不死を、永遠を求めるカナギは、徐々に深まる仲間との絆に生きる意味を見出していくけれど 大陸を支配する二大勢力や、魔物の力を得ようとする秘密結社「黒いゆりかご」の争いに 不本意ながら巻き込まれることに 最初は迷惑なお荷物だった2人が、いつの間にか大切な仲間になっていて… 命を懸けてミリアンを奪還したと思ったら、今度は詩人が拉致られてしまいました(^^; しかも詩人奪還計画はあえなく失敗に終わり、カナギの命の灯火もいよいよ危うい ものすご~く気になるところで終わってくれちゃって、6巻が非常に待ち遠しいです! ま、詩人ならきっと大丈夫だろうけど、カナギはも少し頑張れよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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