カテゴリ:ピスト(完)
昨日は生憎の雨の中、Oyaji Specialのパーツの一部を引き取ってきました。
メインはこの手組みホイールです。 どうでしょう?そりゃまあ、ロードやクロスのホイールを見慣れていると「ド派手」ですよね(笑) リムはVelocityの「DEEP V」です。思いっきり中古です(笑) 側面がCNC加工されていなくて、全面ブルーです。実際は銀色の何の変哲も無い安いリムに青い塗料をスプレーしただけの代物ですからよく見れば塗りムラだらけで細かい傷がいっぱいですが、遠目には殆どわかりませんね。 ここで「オヤ?」と思ったアナタ!アナタは鋭い!! CNC加工無しの全面塗り=ブレーキ無し? って疑問ですよね? 勿論ブレーキは普通のキャリパーを使います。恥ずかしながら、ブレーキの利きが悪い事を知りつつ、nonCNCの美しさに負けて手を出してしまいました(苦笑) もちろんこのまま乗れば、折角のサイドも塗装が剥げて傷だらけになると思いますが、最初だけでもこの美しいリムで組上げたいと思ってしまいました。 何しろ激安中古品リムですから、短命も仕方ないと思っています。実は本命もあるのですが、お金が無い(爆)本命はしっかり自分の手で組みたいと思っています。自分が短命になったら話になりませんし。 実際に乗ってみて、ブレーキの利きに危険を感じるようならすぐに交換したいと思います。 まあ、今のところはママチャリ用途しか考えていませんけど・・・・調子に乗りやすいoyajiのことですから、どうなるかわかりませんからね。 あ、CNCは別に必須ではないですよ。安価なリムやママチャリなどにはCNCは使いませんから。コストが掛かりますから(笑)ロードなどで使う中堅以上のリムに最近使われるようになったというだけの事です。 ちょっと前のロード用リムも、勿論CNCなどありません。要は精度の問題です。 *****CNC加工について***** 皆さんが乗っている自転車のホイール側面のブレーキシューが当たる部分を見ますと、綺麗に平らになっていますよね?少し厚めになっていたり、細い溝が彫ってあったりする場合もあります。 それがCNCによる加工です。 正確にはComputerized Numerically Controlled の略で、コンピュータ制御によって行われた精緻な加工を指します。 ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ車はスピードが出るので、ブレーキの制動力にも高いものが要求されます。 そのため、ブレーキをかけた時にブレーキシューとリムの接点に生じる摩擦を最大に高める必要が生じてきます。 この摩擦を高めるためには精度の高い平面が要求されるので、リムサイドにはこのような正確な加工がされていた方が有利なのです。 ピストバイク使用者に人気の高いこのリムには、CNC加工の有るバージョンと無いバージョンが存在するのですが、無いバージョンに手を出してしまったというわけなのです。 ママチャリ用途で使っているうちはいいですが、高速なツーリングにはちょっと使えませんね。早く本命リムに組み替えられるよう、頑張ります(汗) ************************* フロントは上の写真の通り *****3クロス***** 3クロスとはスポークが他のスポークと3回交差する張り方で、自分を含めて6本目のスポークと交差するようにあやどりする組み方です。32Hや36H(リムの穴の数)の場合、最も一般的な組み方で、oyajiも最初に組んだホイールはこの組み方でした。 ちなみに他のスポークと重ねずに放射状に張る組み方をタンジェントといいます。前輪によく使われます ******************* ニップルもメタリックブルーのものを使用。 ハブはGran Compeのレッドカラー。リアは両切りですので、固定とフリーのギアを片側づつ入れることが可能です。 ちょっと派手ですが、リアは小ギアで隠れる部分が多くなります(ちょっと残念) スポークはHOSHIのエアロスポークです。このエアロスポークはもう生産されていないので稀少と言えるかもしれません。oyajiのこだわりで採用しました。 真夏の太陽光をキラキラと反射して、リムに負けないくらい光り輝いてくれる事を期待しています。 タイヤはMICHELIN LITHION(ミシュラン リチオン)のイエローにしました。 ハブ、リム、スポーク、タイヤそれぞれが存在感を主張する、見事にバラバラな足回りとなりました(笑) まあ、これだけ見るとぶっ飛んでいますが、これがやや濃い目のメタリックブルーのフレームとの組み合わせでまた違った印象になる事を目論んでいるのですが・・・・・ とまあ、ここまでは幸せいっぱいのoyajiでしたが・・・・この後「最悪の事実」に直面しました。 乞うご期待!(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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