カテゴリ:ピスト(完)
暗黒世界の奥地に彷徨いこんでなお、更に奥に行けば出口があると信じて疑わないOyajiです。
自転車屋での解決策は諦めました。そもそも街の自転車屋に誰が買うか解らないようなものが並んでいるとは思えません。彼等も商売でやっているんですから。 で、次に向かったホームセンターで、Oyajiは決心しました。 買ってきたのは幅約6mmの鉄工用ヤスリ。 このヤスリ1本にOyaji Specialの未来を託します。 ここから先は、Oyajiが自分の責任でやることですので、皆さんは絶対にやらないで下さい。(っていうか、やれといわれてもやらないと思いますが) まずはハブをじっくり観察します。工具で分解すると、シールドベアリングの脇に厚さ2mmのワッシャーを発見。多分120mmのエンド幅にあわせるためのモノです。 迷わず取り除きます。 左右2枚合計で4mmの縮小に成功。このワッシャー、取り除いても大丈夫なのか?という若干の不安を残しつつ、他のパーツを見たうえで問題なしと判断。ベアリングに問題が出るようなら極薄のワッツシャーでも噛ませます。 120-113-4=3 チェーン引きをあきらめれば、残るは3mm。 次にフレームエンドを手で開いてみる。 クロモリのフレームはしなやかに曲がり、10mm程度は簡単に動きます。アルミじゃこうは行きませんね。 ラグ部分にかかる負担を考えると3mmでも若干の不安はありますが、まあ、許容範囲でしょう。この3mm開いた状態にフレームに慣れてもらうことにします。ゴメンヨ。 エンド幅はこれでよし。(よしじゃないけど) そしてシャフトと爪の問題・・・・・ 思い切って10mmのシャフトを8mmまでヤスリで削ります。 削る量はシャフトのネジ山が綺麗に無くなる位。 エンドの爪がかかる部分はネジ山が潰れやすく、ナットが抜けにくくなるのでネジ山自体不要だと思っています。これを機会に綺麗にネジ山を取ってツルツルにしてしまいましょう。 エンドの爪の幅だけ均等に、慎重にヤスリで削っていきます。 綺麗に削ることが出来ました。こういった作業はなぜか楽しい(笑) で、フォークをはめてみますと・・・・ ピッタリ!ガタつきも全く無し!もう完璧!(自画自賛) これに調子を良くして、リアも削ります。 綺麗に削りあがったところでエンドに噛ませてみます。 ナットでしっかりと留めて・・・・・・ やっと光が差してきました。 チェーン引きは通常の内側に用いる使い方は出来ませんが、外からなら使えるでしょう。 特に必須のパーツでもないわけですから、ナットでしっかり締めておけば無くても問題は無いですし。 3mmほどリアを開いていますが、それだけが心配です。 クロモリのステーは柔軟性が高いですからこれも徐々に慣れるとは思いますが、フレームが馴染むまでは慎重に乗りたいと思います。 こんなわけで、まずは大きな関門を潜り抜けました。 Oyaji Specialが正真正銘の「世界に一台」になった瞬間でした。 さて、次の問題は・・・・シートポストです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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