カテゴリ:ピスト(完)
一進一退を繰り返してなかなか進んでいないかのようなOyaji Specialですが、ピストとしての完成は今週末を予定しているOyajiです。
日曜は出勤ですので、残すは土曜日1日のみ。大詰めを迎えております。 今日はクランクについてです。 いろいろと悩んだ挙句、クランクはこれにしました。(シルバーの方です) こちらの青いタイプも考えたのですが、ちょっとしつこくなりそうなので、シートポストの色に合わせる方に逃げました(笑) 既に十分派手なのは解ってますけど、使いまわしが出来なくなりますし(笑) クランクのPCD(チェーンリングの中心からボルトの穴の中心まで)が130用なので、ロード用の薄歯のリングも使えます。今回、Oyaji Specialは厚歯でいこうと思います。 ピストはロード用の薄いチェーンでも、シングル専用の分厚いチェーンでも使えます。ただしチェーンリングやコグ(リアの小ギア)の歯を厚いもの(厚歯)にした場合は、チェーンも厚いものを使うことになります。 今回選んだクランクはクランク長165mmというかなり短いものです。一般に市販されているクランクの中でも最小の部類に入ると思います。 クランクは脚の運動を推進力に変える大事なパーツです。その長さも目的や乗り手の体格にあわせて選びます。 通常、完成車を購入する場合はクランクは付いています。フレームを基準に選ぶ事が多い自転車ですので、クランクの存在はとかく優先度が下がりがちですが、体に合わないクランクは出来れば避けたいですよね。 一般的に最適なクランクの長さは身長の1/10と言われていますが、なるほどフレームサイズも身長に合わせて選ぶことが多いので、フレームサイズとクランク長は相関関係が成立しそうです。 でも実際にはフレームサイズは腕の長さや脚の長さなども考慮してバイクフィッティングするわけで、身長はあくまで目安の一つでしかありません 特にクランクともなると腰から下のサイズに依存するわけで、身長とはあまり関係無い様にも思えます。 身長に占める脚の割合を平均値で捉えて、そこから誘導されるクランク長が大体1/10だというに過ぎないですね。 ↓こういう便利なサイトで測るのが手軽です。 http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/bike_fit.html そう考えると欧米人と日本人では若干違いが出ると思います。哀しいかな典型的日本人タイプであれば、アメリカやイタリア車だと基準が長めになっているのではないかと(笑) とにかく実際に乗ってみてからでないと、どれが最適なのかなんて解りませんよね。 厳密には大腿骨長を基準に計算すると回しやすいクランク長が出るのだそうです。で、この大腿骨長をどうやって測るのか・・・ 下肢をいろいろとまさぐって測るのだそうで、かなり慣れていないと1~2センチくらいは平気でズレそう。結局脚長の50%位という平均値で代替することになります。 人間の身体は機械じゃないですから、多少の違いは吸収します。結局長距離を乗ってみて違和感が無ければそのクランクでいいってことですね。 ツールに出るような人は別ですけど(笑) さて、体のサイズに合わせて・・・というのは基本ですが、それ以外にも要素はあります。 乗り方、というかケイデンスとの関連です。 重いギアをゆっくり回すならクランクは長い方がいいですし、軽いギアを早く回すなら短い方がラクです。 現在、oyajiが主として乗っているロードのクランク長は172.5mmです。前述のサイトで計算した値よりも短めです。 今回、更に短いクランクにしたのは ・見た目重視 ・軽いギアを想定 が理由です(笑) やはりピストは短いクランクがよく似合う(と思う) 明日はギア比を予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|