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2011.03.13
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カテゴリ:災害
 このたびの大地震での被災状況が明らかになるにつれ、その被害の甚大さに声を失っております。また、被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

 地震そのものは未だ余震が収まらず、時折来る揺れに昨夜も安心して眠れない状況でした。

 そしてこれを書いている今も揺れています(午前7時13分頃)

 地震発生当時は、ゆっくり、そして大きく振り子のように揺れる広いオフィスの中で、机や椅子やスチールロッカーが転げまわるのをただ眺めているしかなく「ああ、これって旅客船が沈没する某映画のシーンに似てるな」なんてどこか冷静に見ている自分がいました。

 31F建てのビルの30Fというある意味隔絶された環境で、その構造から大きく左右に揺さぶられ、窓の外を見ればあちこちから黒煙が上がるのが見え、湾岸の工業地帯からは紫色の煙とオレンジ色の炎が高く上がるのが見える状況は(不謹慎ながら)まさに映画のワンシーンのようでした。

 オフィス内では、机の上のものが全て床に投げ出され散らばっていくゆく様を傍観するしかない状態に思わず悲鳴を上げ泣き出す女子社員や、思わずキャスター付きの袖机にしがみついてしまって一緒になってオフィス内を走り回る羽目に陥ったSEなどまさにパニックになっていました。

 ビル防災センターからの連絡でようやく外に出ることを許可されたのは何度目かの揺れが収まった後でした。
 それから階段を使って降りる時間の長かったこと・・・・いつもは高層階専用のエレベーターであっという間に移動できる距離が実に長い事をしみじみと感じながら、そして剥がれ落ちて床に散らばる壁材をコンデジで撮影しながら(自分でも後で呆れた)下りていきました。

 ビルの外は避難して来た従業員で溢れ、先ずは自分のプロジェクトの人間が全員避難出来たかどうかを確認するのに骨が折れました。

 皆、気になるのは家族の安否。

 携帯電話は当然不通なので、公衆電話に長蛇の列が出来る。

 こんなとき、頼りになるのが携帯電話のメール機能。というかそれ以外に連絡手段が無いというのが現状です。

 幸い、携帯メールはしっかり使えました。ただ、携帯メールの場合、メールを受信したサーバから携帯端末への通知は携帯電話同様に不通になっているので、ただ待っていてもメールの受信はされません。

 そこで、定期的にサーバまでメールが来ているかを確認しに行く必要があります。これはPCメールと同じことです。(PCの場合は自動的にメールが送られてきているような感覚がありますが、実際は自分のほうから定期的にメールサーバを見に行く設定になっているだけです)

20110313.jpg

 こんな感じで「新着受信」のようにメールサーバに確認しにいく機能があるはずなので、定期的に確認にいくとメールが来ていたりします。(頻繁にやるのはお勧めしませんが)

 Oyajiの場合はこれで家族全員の状況がすぐに把握できたので、公衆電話に並ぶ必要はありませんでした。

 これ以外でもmixiやfacebookなどを使えばお互いの状況を確認しあうことは比較的簡単に出来ますので、日頃からいざというときの家族との連絡手段については確認方法について話し合っておくことは大事だと思います。

 





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Last updated  2011.03.13 07:41:59
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