カテゴリ:災害
このところ変則的なスケジュール調整が続いたせいか体調を崩してしまいました。 昨今公開された原発で作業している人の状況に比べれば天国のような労働環境だというのは頭ではわかっていながら、被災現場の緊急時態度が認識できていない身体は緊張感が希薄なのか、ついていけていないのでしょう。 職場のシステム監視ルームでは交代制で24時間対応しているSE達が何人も床にそのまま寝ています。傍らには先の地震で机上から落下した端末や転倒したサーバーの残骸が今も一箇所に積み上げられていて、放置された割れた液晶や筐体の塊を見ると彼らの対応の緊急度を窺い知る事は出来ます。彼らに対しても頭の下がる思いです。 毎日1時間おきにインターフェイスしていた被災エリアにあったサーバからのオンライントランザクションデータは、あの日のあの時間以降、一切届かなくなりました。重要なデータは手書きのFAXで受け取り、こちらの端末にマニュアル入力。 こんな事態に陥っても震災前の日常を取り戻そうとしている現地のスタッフから送られてくる手書きのデータを見ると、我々も傍観者であってはならないと強く思うわけです。 そんなこんなで体調なんか崩してちゃいけないんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 21:24:50
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