笑う門には福来る☆彡

相変わらず新職場ではのびのぴと仕事をさせてもらって
ありがたい限りの日々です。

さて、私の職場は皆さんはもうご存知の通りの
認知症の方が共同で暮らす「グループホーム」で
1階9名、2階9名が生活しておられます。

皆さん、認知症なのでいろいろとありますが
最近は、ホームの生活にも馴染まれている方が多いので
比較的トラブルの少ない日々です。

しかし、やはり馴染まれるまでは
壮絶な介護を乗り越えての事・・・

その現場の話を聞くと「介護職の人権」って・・・
と、考えてしまいます。

今はおとなしく暮らしておられる男性入居者さんのお一人。
入居当時は、すごく暴力行為があって
職員はあざだられだったとか・・・

ある若い女性介護士は、夜勤の時、
その人にむなぐらをつかまれ、壁に押し付けられたそうだ。
まだ、職についてまもなくの出来事だったそうで
恐ろしくて涙が止まらなかったそうです。

もちろん、介護職はそういった場合でも、一切手出しは出来ないので
何とかして身を守るのみ・・・
でも、彼女は辛抱し、今も仕事を続けています。

手を出した本人は、その後何事もなかったように
部屋に戻って眠られたらしい。

最近、ちょっとした問題となっているのは
ある男性入居者さんのセクハラ。

認知症になると性への執着が現れる男性も多く
この方もそんな感じ。

とにかく、下ネタの連発
ある女性介護士に「ねーちゃん、2万5千円でどうや」
とか
とにかく、下ネタ。

入浴や排泄のお世話をしなければならない介護職にとっては
なかなか難しい問題です。

認知症患者さんの中には、グループホームとはわからない人もいて
女性にお風呂に入れてもらうと言うことで
性風俗や昔の赤線と勘違いされる人もいるようです。

そんなときは、毅然とした態度で対応するようにと言われていますが・・・・

高齢者の虐待が問われる中
こう言った、普通の社会ではセクハラやDVとして大問題となるようなことが
日常として行われている介護職の世界の人権擁護って
大きく問われないけど
現実にこういう問題と日々格闘している現場の介護職。

これで、給料も安けりゃ若い人が離れていくのも無理のないことです。