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カテゴリ:カラダ
病院向けのニュースでちょっと難しくてすみません。変に翻訳するとさらに意味不明になりそうなのでそのまま書き込みますね。
日常活動において1日何千歩にも達した場合、膝の変形性関節症を有する過体重および肥満の高齢者にとって臨床的に有意義な可能性 Laurie Barclay, MD Medscape Medical News Reviewed by Gary D. Vogin, MD 【7月1日】体重が1ポンド減少すると、日常活動における膝への負担がその4倍軽減することを示す研究結果が、『Arthritis & Rheumatism』7月号に掲載された。著者らは、膝の変形性関節症(OA)を有する過体重および肥満の高齢者にとって、この負担軽減が臨床的に有意義なものである可能性を示唆している。 「OAの発現および進行に関するリスク因子のうち、肥満は、最も重要な修正可能な因子である」と、ウェイクフォレスト大学(ノースカロライナ州、ウィンストン・セーラム)のStephen P. Messier, PhDらは記している。「体重の減少により、膝の症候性OAの危険性は減少する。また、米国リウマチ学会(ACR)および欧州リウマチ学会(EULAR)は、膝のOAを有する肥満患者に対して減量と運動を推奨している」。 食事と運動に関する18カ月間の臨床試験に続いて、体重減少と歩行中に膝関節にかかる力(knee-joint force)との関連を検討するため、膝のOAがX線写真にて確認されており、座りがちの生活を送っている過体重および肥満の高齢者142例を対象に評価を行った。歩行に関する三次元解析を実施し、peak knee-joint forceおよびpeak internal knee-joint momentを判定した。 追跡調査における肥満の程度は、圧縮力(p=0.001)、合力(p=0.002)、外転モーメント(p=0.03)、内旋モーメント(p=0.02)に関する追跡調査時の最高値と直接的な関連を示した。9.8N(1kg)の体重減少に伴い、圧縮力40.6 N、合力38.7Nの減少が認められた。したがって、体重減少1単位につき、膝関節にかかる力は約4単位減少し、また、体重9.8N(1kg)の減少に伴い、膝の外転モーメントは1.4%(0.496Nm)減少した。 「われわれが得た結果から、日常生活において1歩ごとにかかる膝への負担は、体重が1ポンド減少するごとに、その4倍軽減されることが示される」と著者らは記している。「1日あたりの歩数が何千歩にも達すれば、こういった程度の軽減が臨床的に有意義な効果を発揮すると考えられる」。 著者らは、体重減少によって距骨下の運動が改善し、歩行安定性の維持に必要な近位筋肉の負担が軽減する可能性を示唆している。 「未解決の重要な疑問点として、このような関連性が試験的な長期研究でも認められるかどうか、また、こういった治療アプローチによってOAの進行を遅らせることが可能かどうか、という問題がある」と著者らは結論付けている。 本研究は米国立衛生研究所(NIH)による支援を受けて実施された。 要は体重減少と歩くことが膝への負担をこんなに軽くすることが医学的に発表されたと言う趣旨の記事です。1ポンドは0.453kgです。へ~1キロ以下の減量でこんなに膝に影響するんだ~。若い人にはわからないけど膝や手首の年をとってからの痛みは切ないよ。若い時から注意している人は整形外科に朝早くから並ぶ事もないんですよ。まあ夏前にスタイルを気にしてダイエットをしようというお姉様にはつまらなかったね。すみません。時間を取ってしまって・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 6, 2005 06:48:16 PM
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