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カテゴリ:カラダ
「80代女性です。夜中によく足がつるようになりました。多いときは一晩に3~4回もなり、痛いし、眠れません。何か、よい予防法はないのでしょうか。60代のときに、腰の骨の滑り症だと診断され、治療を受けています。足のしびれもあります。」(神奈川県・Yさんよりの質問)
この状態は「こむら返り」ともいいますよね。ふくらはぎの筋肉が異常に緊張し、痛みを伴ってけいれんする状態です。厳密な仕組みは分かっていません。例えば、就寝中、横になって緩んだふくらはぎが、寝返りを打つうちに筋肉に急に力が入り、腱(けん)が動きに対応できなくて起きるのでは、という説もありますが、定かではないです。 どこかが悪いわけではなく健康な人にも起きます。でも、異常のサインの場合もあります。例えば、体内のマグネシウムやカルシウムなどの電解質のバランスが崩れた時や、妊娠や脱水状態で起きます。ほかに、糖尿病や、肝硬変、甲状腺の機能の低下、神経・筋肉の病気、動脈硬化症や静脈瘤(りゅう)など血管の病気など、いろいろなときに出る症状です。基礎的な病気が潜んでいないかを、慎重に見極める必要があります。症状が度重なる場合や、不安があれば、かかりつけの医師に相談するのがよいでしょう。 今回のご質問のYさんは腰の骨にずれがあるそうですが、確かに腰椎(ようつい)の変性すべり症の症状のひとつですが、それだけが原因とは言い切れません。 治療法は病気があれば、その治療が最優先です。症状を和らげるには漢方薬の「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」が一般的です。即効性があり、夜につる方は眠る前に飲みます。保険が利きます。ただ、副作用として、むくみや血圧が上がることもありますので注意して下さい。ほかに、痛み止めや血流改善の薬や、精神安定剤を使うこともあります。 予防法は痛みそのものより、不眠や、痛みがくるかもしれないという恐怖の方が大きいようですが、残念ながら確立した方法はありません。ただ、ふくらはぎのストレッチで効果がある方もおり、リハビリテーションとして行うことはあります。 お答え:伊藤博志(いとう・ひろし)医師 高山整形外科病院院長(整形外科)=東京都葛飾区 (7月19日 「アサヒコム」より) 僕も若い時は一切、足がつるなんて事はありませんでした。しかし40歳を過ぎた頃から、寝ている時や寝入る時に突然、足がつることがあるようになりました。ホントに痛くて動けないですよね!動かさないのに痛みはひどくなったり、やわらいだり、コントロールが出来ませんね。ん~体の変化と言えば最近、お医者さんから「血圧が上がってきたよ~」と言われる様になった事かな~、まあいずれにしても体調の変調のサインは原因がある事が多いので注意をしましょうね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 19, 2005 04:35:52 PM
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