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テーマ:仕事と健康(70)
カテゴリ:カラダ
健康診断では正常な血圧の人の中に、仕事の合間に測ると高血圧の人が2~3割もいた――。こんな「職場高血圧」に関する調査結果を東京都老人医療センターの桑島巌・副院長(循環器病学)らがまとめた。9月にある日本高血圧学会で発表する予定だ。桑島さんは「必ずしもすぐ治療を要するわけではないが、高血圧予備軍と考えられる」といっている。
桑島さんらは東京都内にある販売会社本社の事務部門に血圧計を置き、仕事の合間に血圧を測ってもらった。健康診断では正常血圧だった社員151人(平均年齢約40歳)のうち55人(36%)が、仕事中は上の血圧(単位はミリHg)が140以上または下の血圧が90以上で、高血圧と診断される血圧だった。 ある役所の事務部門でも、健康診断で正常血圧の職員267人(平均年齢約42歳)のうち62人(23%)が、仕事中は高血圧に分類された。 血圧はかなり変動があり、桑島さんは仕事中は一般の人でも10程度は上がる可能性があると見ているが、調査で見つかった「職場高血圧」では、健診時より40~50も上がっていた人もいた。「仕事のストレスが血圧の変動に影響しているのではないか」という。 国内では約3500万人が高血圧と推定されている。成人の約3人に1人の計算だ。仮面高血圧(隠れた高血圧)の人が国内にどれだけいるかは分かっておらず、一定規模の職場で実施された今回の調査は注目される。 血圧計は1万円以下で手に入るものもある。松沢佑次・大阪大名誉教授(内科)は「個人差もあるが、まずは職場や家庭で測り、変動が大きい人は生活習慣を見直し、改善してほしい。場合によっては専門医の診察を受ける必要もある」という。 高血圧は放置すると、動脈硬化が進み、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの病気につながる。食塩制限や野菜・果物の積極的な摂取、運動などの生活習慣の改善や、薬の服用で治療する。 ◇ ◇ 〈キーワード・仮面高血圧〉 病院の診察で測ると正常血圧でも、家庭など普段の血圧は高血圧を示すケース。仮面をかぶったように隠れているとの意味で、最近注目されている。職場での普段の血圧が高くなる「職場高血圧」はその一種で、桑島さんの造語。 (2005年07月21日07時25分 アサヒコムより) 「仮面高血圧」なんて言葉があるんですね。知りませんでした。やはりストレスは万病の元凶ですね!でもストレスがなく仕事が出来ている人は絶対に存在しませんよね~。僕もここ数年の健康診断で血圧が高め、高め、要注意と言われています。僕の場合はストレスもすごいのですが、食は細くランチも残してしまう位なので食事の方は問題ないはずなのですが・・・ストレスで仮面高血圧ではなく裸顔高血圧?になってしまったのでしょうか?とりあえず塩分だけには要注意、要注意! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 21, 2005 01:57:06 PM
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