|
カテゴリ:カラダ
「メタボリックシンドローム」をご存じですか。肥満とまではいかないが、おなかが出てきた、中性脂肪や血圧、血糖の値が少し高め――。これらの条件が重なった状態を指します。中高年男性に多く、心筋こうそくや脳こうそくを起こす危険が高くなるそうです。
日本高血圧学会などはこの春、日本人用の診断基準を発表しました=別表。肥満の基準が、身長と体重から算出するBMIではなく、腹囲になっているのが特徴です。 やっぱり基本は減量! コツは50グラム測れる体重計が重宝。メタボリックシンドロームから脱するには、内臓脂肪を減らせばいいのですが、どうしたら減らせるでしょうか。 横浜市大医学部教授の栃久保修さんは、「結局は減量。内臓脂肪は、たまりやすい一方で、取るのも比較的簡単な脂肪です。体重を1割減らせば、内臓脂肪はもちろん、そのほかの数値も軒並み改善しますよ」と話します。 減量するには、摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすこと。ダイエットの王道ですが、これが出来ないから皆、苦労するのです。そのため栃久保さんは、無理なく続けられる「体重計ダイエット」を提唱しています。 朝起きてトイレに行った後、体重を測ってグラフにつけます。この時が1日の中で最も軽い体重です。この後、飲んだり食べたりするたびに体重は増えるので、夕食後か寝る前に、もう一度測ってグラフにつけます。 1日8000歩を目標に歩き、夕食を控え目にすれば、朝と晩の体重の差を600グラム以下に抑えられるそうです。すると、翌朝には前日の朝に比べ、50グラムほど体重が減るというのです。 「ポイントは50グラム単位で測れる体重計を使うこと。少しの変化が目に見えて励みになる。逆に1日50グラム以上の減量は、急激過ぎてリバウンドのもとです」と栃久保さん。 「1日50グラムで1か月に1・5キロ。4~5キロ減れば、体調の良さを実感出来るので、最低3か月を目標に頑張ってみて下さい」と栃久保さんはアドバイスしています。 ●メタボリックシンドロームの診断基準 (〈1〉を含む3項目以上該当したらメタボリックシンドローム) 〈1〉腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上 〈2〉中性脂肪が150ミリ・グラム/デシ・リットル以上、またはHDLコ レステロール(善玉コレステロール)が40ミリ・グラム/デシ・リッ トル未満 〈3〉最高血圧が130以上、または最低血圧が85以上 〈4〉空腹時血糖値が110ミリ・グラム/デシ・リットル以上 (2005年7月25日 読売新聞より) 僕は62kgのがりがり体型ですが40歳を過ぎた頃からおへその上下の肉がボンレスハムのようにぶよぶよして来ました。服を着ていると全くわからず同僚にも「中年太りにならないよね~」と言われますが実は・・・プールなんか行っちゃうと超みっともないらしく娘は他人顔。う~ん確かに股間が見えない?状態になっている・・・血圧も注意と言われ始めたので僕も気をつけないと・・・皆さんもこの診断基準を健康診断表等で確認してみてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 25, 2005 05:00:52 PM
コメント(0) | コメントを書く
[カラダ] カテゴリの最新記事
|
|