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カテゴリ:アメリカの商品
Green tea(緑茶)ブームがまだまだ続いているアメリカでは、様々な緑茶製品がぞくぞく登場している。
ティーバッグの緑茶にペットボトルや缶入り緑茶はもちろん、緑茶サプリメントまでが普通のスーパーでも簡単に手に入るようになった。 緑茶をサプリメントにしてしまう辺りが、「サプリメント大国・アメリカ」らしいが、日本では普通に馴染みのある緑茶も、アメリカでは健康ハーブとして見なされているところが興味深い。 そもそも、アメリカで緑茶が流行った理由は、緑茶のある成分が癌を予防する可能性があるという説と、体内のコレステロール値や血圧を下げ、肥満の防止につながるという説がマスコミで広く話題になったことが大きいと言われている。 アメリカの緑茶というと、レモンやラズベリーなどでフルーティーな味がついたものや、砂糖、甘味料、はちみつなどでわざと甘さを加えたものを思い浮べてしまうが、近年では、オーガニックの製品が出ていたり、Loose tea(ルース・ティー:ばら売りの茶葉)までが販売されるようになったりと、消費者が凝ったものを求める傾向が見られるようになった。 アメリカの健康ブームのおかげで、日本で馴染み深い物がアメリカでも手に入りやすくなった点では、私としても嬉しく思う。 そんな中、ウォッカで有名なSmirnoff(スミノフ)社から、なんと緑茶入りの麦芽酒が登場したのだ。 ~Smirnoff Raw Teaシリーズ~ Smirnoff社のRaw Tea(ロウ・ティー)シリーズは、当初はアメリカの北東部限定発売の商品だったのだが、人気振りを受けて、先月から全国発売されることになった。 紅茶がベースの、Raspberry(ラズベリー味)、Lemon(レモン味)、Peach(ピーチ味)の3つのフレーバー、そして全国発売と同時に新発売された緑茶がベースのGreen Tea(緑茶)味が揃っている。 バドワイザーで知られるAnheuser-Busch(アンハイザー・ブッシュ)社からも、紅茶と麦芽酒をブレンドしたIntensitea(インテンシティー)という商品がアメリカ北東部限定で発売されているが、緑茶を取り入れているのは今のところSmirnoff社のRaw Teaシリーズのみだ。 今では、アメリカのバーでも緑茶リキュールや緑茶ウォッカを使用したカクテルが増えてきていると聞くが、さすがに麦芽酒と緑茶の組み合わせには戸惑ってしまい、Raw TeaのGreen Tea味を購入するかしないかを決めるのにも結構時間が掛かってしまった。 とはいえ、いざ飲んでみると、すっきり味のレモンアイスティーに気持ちの分だけアルコールを加えたような味で割と飲みやすかったように思えるし、アルコールが5%程度なので、酒好きには少々物足りないところもあるかもしれないが、アイスティー感覚でぐいぐい飲めてしまえる点でも個人的には気に入っている。 緑茶が色んな分野で注目されているアメリカで、今後どんな面白い緑茶商品が登場するかこれからも楽しみだ。 追記:ばら売りの茶葉にも色々な種類があり、 日本緑茶ではGenmaicha(玄米茶)、 Sencha(煎茶)、 Gyokuro(玉露茶)、 Hojicha(ほうじ茶)、 Matcha(抹茶)、 Bancha(番茶)、 Kukicha(茎茶)、 Tamaryokucha(玉緑茶)などが販売されています。この中でも特に、Matcha(抹茶)は既に英語化された日本語の一つと言ってもいいほど、名前が浸透しています。 参考HP: ・Smirnoff Raw Tea official site http://www.teapartay.com/ ・Intensitea official site http://qa.intensi-tea.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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