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カテゴリ:アメリカの商品
サンフランシスコ市長がサンフランシスコ市役所やその関連機関に対し、市の財源でプラスチックボトル入り飲料水を購入することを禁止する命令を出したが、アメリカではこのことが最近話題になっている。
なんでも環境保護と税金の節約の為にプラスチックボトル入り飲料水を禁止し、水道水(Tap water)の利用を勧める動きに出たらしく、この禁止令には「まずはお役所やその関連機関がお手本になるべき」という市長の考えが反映されているのだそうだ。 これまでにも、ミシガン州・アンアーバー市(Ann Arbor)が市の公式の祭りやイベントでプラスチックボトル入り飲料水を購入、または提供したりすることを禁止したり、サンフランシスコ、ボストン、ニューヨークなどにある多くの高級レストランがプラスチックボトル入り飲料水をメニューからはずし、販売を辞めたりというニュースも聞かれたが、“リサイクル率が低いプラスチックボトル”入りの飲料水を禁止する動きはこれからもどんどん広がっていきそうだという。 アメリカでは、プラスチックボトル入り飲料水はかなり人気があり、ペットボトル入りの飲料水はもちろん、1ガロン(約3.79リットル)、3ガロン(約11.36リットル)などの大きめのコンテナーに入った飲料水も販売されている。 種類も豊富で、Spring water(天然水)、 Distilled water(蒸留水)、Drinking water(ろ過・処理済みの水道水)、Fluoridated water(フッ素添加水)などとかなり充実しており、店頭で購入する他にも、飲料水の宅配サービスを利用する方法もかなり浸透している。 そんな事情もあって、例のプラスチックボトル入り飲料水禁止のニュースが大きく報道された訳だが、一方で、プラスチックボトル入り飲料水の人気に押され気味だった家庭用浄水器業界のこれからの動きが気になるところである。 ~PUR FLAVOR OPTIONS~ 家庭用浄水器の代表的なメーカーでもあるPUR(ピュア)から、FLAVOR OPTIONS(フレーバーオプションズ)という商品が数ヶ月前に販売された。 FLAVOR OPTIONSは蛇口に装着する浄水器だが、蛇口から出る水をフルーツ味の飲料水に変えるという点は、これまでの浄水器とはちょっと違う。 FLAVOR OPTIONS浄水器に専用のフルーツ味のカートリッジを取り付けるだけでオーケーだそうで、ボタンを押すことによって味の調整が出来たり、また、普通の水が飲みたい場合はただ単にボタンを押さないだけでよいのだそうだ。 味はストロベリー、ピーチ、ラズベリーの3種類あり、好みに合わせてカートリッジを購入出来るようになっている。 また、FLAVOR OPTIONSの浄水ピッチャーも販売されており、ピッチャーも好みのカートリッジを装着し、ボタンを押すだけでフルーツ味が楽しめるようになっている。 浄水器や浄水ピッチャーは、プラスチック容器入りの水に比べてごみの量が少ないので環境に優しいとされており、その利点もさながら、FLAVOR OPTIONS浄水器の、水道からフルーツ味の水が手軽に出てくるというアイディアは面白い。 味つきの飲料水を好む人にとっては、たまらない魅力であることには間違いないだろう。 写真:drugstore.comより 参考HP: ・Pur Flavor Options Official website http://www.purflavoroptions.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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