アメリカのホラーな季節到来!/ハローウィンテレビ番組&映画
日本に居た時は、幽霊話などの怖い話と言えばやはり夏の定番だと思っていたのだが、ここアメリカでは、ハローウィンの影響もあって怖い話はやはり秋に限るという声が多い。実際この時期になると、テレビ番組でも、幽霊、魔女、ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男、怪奇現象などを描いた怖いテレビ番組やホラー映画が放映されるし、映画館でも、数多くのホラー映画新作が上映されるのは夏が終わりを告げる頃から秋にかけてである。その中でも、テレビで毎年のように放映される定番ハローウィン映画は、Poltergeist(ポルターガイスト)It(イット)Beetlejuice(ビートルジュース)Hocus Pocus(ホーカス ポーカス)Casper(キャスパー)Tim Burton’s Corpse Bride(ティム・バートンのコープスブライド)The Nightmare Before Christmas(ナイトメアー ビフォア クリスマス)HALLOWEEN (ハローウィン)PET SEMATARY(ペットセメタリー)HELLRAISER(ヘルレイザー)EXORCIST(エクソシスト)などであり、子どもが楽しめる怖い映画から、子どもにはちょっと刺激が強すぎるがその分大人が楽しめる怖い映画まで揃っている。どれも日本で上映されたことのある映画なので、皆さんにとっても懐かしいと思う作品も入っているのではないだろうか。近年は、Dracula2000(ドラキュリア)HARRY POTTER(ハリーポッター)SCREAM (スクリーム)FINAL DESTINATION(ファイナルデスティネーション)などの放映も定番になりつつあるようだ。また、こうした映画だけでなく、ドラマやアニメ番組もこの時期になるとハローウィンにまつわるエピソードを提供したり、セットがハローウィンのデコレーションで飾られたりとハローウィンムード満載になる。その他、ハローウィン特集として、呪われた場所や建物の紹介番組などが放映されたり、ケーブルテレビの有料映画のメニューにも、怖い映画ばかりを集めたハローウィンメニューを取り入れるなど、今がまさに怖いもののシーズンであるということを改めて実感させられるほどである。~秋のホラーフェスト、8FILMS TO DIE FOR~一方、映画館では、先述したように数々のホラー映画が公開されるのだが、中でもユニークなイベントは、8FILMS TO DIE FOR(エイトフィルムズ トゥー ダイ フォア http://www.horrorfestonline.com/index.html)と呼ばれる成人向けのホラーフェストではないかと思う。8FILMS TO DIE FOR(エイトフィルムズ トゥー ダイ フォア)は、11月9日から11月18日までの短期間のイベントで、全国350余りの映画館でホラー映画の最新作8作品が公開されるというものだが、去年の8FILMS TO DIE FORでは、あの、『輪廻(Reincarnation)』が作品の一つに入っていたことは記憶に新しい。All Access Pass(オールアクセスパス)を購入すれば、週末[週末#1 (11月 9日から11月11日) か週末#2 (11月 16日から11月18日)のいずれかを選択]に限って8作品全ての作品を観れるという特典などがついてくるのだそうだが、料金は$75(約8,600円)で、販売期日は9月15日から10月31日までとなっている。なお、観たい作品だけを観ることも可能で、その場合は平日・週末に関わらず、通常販売される映画鑑賞券で観ることが出来、こちらの方は10月31日以降に発売開始されるようだ。去年から開催されている8FILMS TO DIE FORも今年で2回目の開催になるそうだが、ホラー映画好きな人にはもってこいのイベントになることは間違いないだろう。ホラー三昧の秋、、、あなたはどのハローウィン番組&ハローウィン映画がお勧めですか?追記:テレビのハローウィン特集と言えば、ABC Family チャンネルの13Nights of Halloween (ハローウィンの夜までの13日間の夜に怖い映画や局オリジナルの長編ホラードラマを放映するという企画。http://abcfamily.go.com/abcfamily/path/section_Specials+13-Nights/page_About)と、AMCチャンネルのMonsterFest(10月22日から10月31日まで、夜中12時(初日は早朝6時)から夜10時にかけて連続でホラー映画を放映するという企画。42の作品が240時間かけて放映される。http://www.amctv.com/monsterfest)が挙げられますが、どちらも毎年恒例になっています。