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テーマ:ニュース(100166)
カテゴリ:超硬派
ちょっと、腹が立った。
このニュース。 「<緑のオーナー>出資者75人が林野庁を提訴」 なんで、訴える気になったのだろう。 気分が悪い。 弁護士たちによると、勧誘に違法性があるからということだが、 だったら、勧誘時点で訴えればいいじゃないか。 損をしてから、訴えるって・・・。 得をしていたら、訴えもしなかっただろう。 だから、僕は読売テレビで、お笑いのFUJIWARAの原西さんが 「でも、投資でしょ。リスクがあるのはあたりまえですやん」と言っていて とっても、すっきりした。 賢いマスコミは提訴した人の肩を持つような報道をするだろうけど、一般の 人の感覚はお笑いの原西さんと同じ考えだろう。 ニュースでは、原告は国に裏切られたとか言っているけど、国の 事業がかならず儲かるなんて保障がとこにある? 弁護士が国は木材の下落を予想できたはずと言った。 それは、緑のオーナーになる購入者は予想できなかったのか? というか、オーナーが予想しないと、いけないことだ。 もう一つ言うと、長い償却期間では予想ができないことが 起こるということを、予想しないといけない。 さらに、弁護士は国の事業は元本を保証しないといけないと 言った。 何を言ってるんだろう、この人はと思った。 その元本保証のツケをなんで、無関係な一般の人の税金から ひっぱってこないといけないのだ? 第一、元本が保障されている国の事業が欲しいのなら 国債を買えばいいだけだ。 それだって、100%元本は保証できないし、インフレが起きれば 価値は目減りするのに。 なんだか、これは市民の立場を利用して国に損失補填を要求しているように 思う。 「相手を信頼していたのに、騙されて損をした」とか言う人は、 投資をやめたほうがいい。 向いていない。 スキルの以前の、メンタリティの問題だ。 僕の知り合いで公務員を退職した人が、株で運用して、損失を出している。 それで「証券会社に騙された」といっているそうだ。 そんで、僕は思った。 この公務員は会社とか、勤務先を無条件で信じていて、お金をもらえてた 人なんだと。 従業員のメンタリティだ。 さらに、幸か不幸か知らないけど、僕は、勤務先とかは従業員をポイと 捨てるってするものだとは、判っている。 投資家たろうとする人は、信頼という美しい言葉をもとに、自分の責任を 放棄しちゃだめなのだ。 その時点で投資家失格である。 信頼はするからこそ、失敗したら、「信頼した自分の責任だ」とできないといけない。 投資とは、そういうものだ。 その運用先が国であれ、民間であれ。 だから、僕はこの訴訟は負けて欲しい。 悪いけど、負けないと、彼らの目は覚めない。 ひいては、国の事業に対する、日本人の目は覚めない。 第一、今回の原告に損害賠償を払う出所は、緑のオーナーでも なんでもない、無関係な我々の税金から補填されるのだ。 これでは、どっちがヌスットタケダケシイのかわかったものじゃ、 ありゃしない。 最後に。 テレビの肩を、すこし、持つ。 原西さんが文句を言った後の、そのニュースの コメンテーター(名前は失念した)のコメントは 的確だった。 「確かに、原西さんの言ってることはもっともだと思う。 だけど、この緑のオーナー制度を、林野庁ではなく、民間がやったら 公取とかの調査が入るずさんな制度だったのではないか」 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎時事・ニュース』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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