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カテゴリ:いじめ
いじめられる人って・・・
弱い人?性格が悪い人?キモイ人? 正直言ってしまえば、全部だろう。 弱い人は、世間的に強いと言われる人(いじめっ子) をつけあがらせる。 何かを言われても、されても、嫌だと言えない。 弱いから、言う勇気がない。拒めない。 そんな性格から、いじめられてしまうんだろう。 そしてこのケースに、自殺が多い。 弱い=優しい そんな考え方は、間違ってはいないような気がする。 弱々しいから、反抗して人を傷つける勇気さえない。 反抗できなければ、自分を責めるしかない。 性格が悪い人は、皆から省かれる。 結局、省かれた延長線上に、いじめられる。 「なんかあいつ、いばってない?」 「なんかあいつ、性格悪いよね」 「なんかあいつ」が入ってしまうと、もういじめ。 皆で、拒絶反応を起こして、省いてしまう。 もちろんのこと、 その人のその性格を、別に悪いと思ってなかった人まで、 いじめによる先入観で、 「あいつは性格が悪い」っていうイメージに巻き込んでしまう。 そしてこの2つが、ドラマのいじめられっ子として出てくる、 一番多いパターン。 でも、それはドラマの中だけ。 実際は、以下2つのパターンの人が多い。 性格が悪い人なんか、リーダーシップさえ取れていれば、 もちろん現実ではいじめられない。 ドラマではよく、いじめた人がいじめられるけど、 そんなパターンもごく僅かだと思う。 例えば、友達と同じ人を好きになってしまって、 それが元で喧嘩になって、 いじめられるようになった人もいる。 恋愛の力って、恐ろしいんだ。 ある人が、俺に言ってた。 「人間って結局、男も女も、性欲だけで生きてるんだ」 悲しいけど、反論できなかった。 だって、半分当たってるから。 俺だって、同級生と同じ人を好きになって、 その同級生はライバルが出ることを恐れたのか、 俺を地に落とすことを考えたようだ。 俺は、沈没した。 一般的にキモい、と言われる人。 例えば、顔がカッコ悪かったり、体型がおかしかったり。 つまり、ルックスが悪い人。 そんな人は、いじめのターゲットになりやすい。 そしてその結果、自分に自信をなくしていく。 あげくの果てに、自殺。 性格は、直そうとすれば直る。 弱いのは、勇気を持てばなんとかなるかもしれない。 だけど、生まれつき持っているルックス、 顔の形なんか、自分の手ではどうすることもできない。 そんな部分をいじめるのは、卑劣だ。 現代の人は皆、顔で人を選んでる部分が多い。 アーティストが、いい例。 今は、ジャニーズなんかが、売れ行きいいけど、 結局、CDを買ってる人、 40%は歌で、60%が、ルックスなんじゃないか? そうじゃない人も、それ以上の人もいるだろうけど。 「○○カッコいいよね~」って言って、CDを買う。 それなら、アーティストって何なんだろ。 歌手って一体何なんだろ。 歌って踊ることが、一番の仕事じゃないのか。 写真集なんか出して、どうするんだ? 俺は、そんな奴はタレントに転向しろと言いたい。 だって、顔を売るのはタレントだから。 歌手は、曲、詞、パフォーマンス、踊り、 楽器の音色、そして何より、歌で勝負する奴ら。 でも、若い人は特に、カッコいい人のCDを買いたがる。 曲よりも、歌よりも、顔。 多分ジャニーズが歌った曲より、 ジャニーズのメンバーの「愛してる」なんていう 言葉が入ったCDの方が売れるんじゃないか。 だから、今の音楽は、段々にいい曲が減っていく。 曲よりも、顔に、力を入れてるから。 そんな奴ばっかりじゃないけど。 もちろんいい曲をたくさんの人に聴いてもらいたい。 自分の歌を世界中の人に聴いてもらいたい。 自分の歌で世界を平和に。 なんて、まるでジョンレノンみたいな考え方の歌手も大勢いる。 例えばバンドだったら、歌手を志して、 デビューまではそんなことを考えてやってる。 でも、デビューしたら、いつの間にか有頂天になって、 そんな簡単だけど大切なことを、 忘れてしまう。 だから、俺は、そんな歌手を見てて、悲しいんだ。 もっと、純粋に歌を好きでいて欲しいんだ。 偉そうなこと言うようだけど。 大切なのは、見た目じゃないんじゃないか。 心で、歌を歌うことなんじゃないか。 いじめの話でも同じ。 大切なのは、見た目じゃないんじゃないか。 心が、綺麗なことなんじゃないか。 そう、俺は思う。 もし、いじめられる人のパターンが決まっていたら、 俺はその部分を直すだろう。 もちろん誰もが、いじめられたくないから、 その部分を直すんだ。 だから、キモく見られないように、 自分を着飾っていって、本当の姿を隠すし、 性格が悪く思われたくないから、 自分の姿を隠して、 一生懸命いい子でいようとする。 弱く見られたくないから、 いつも突っ張って、強がっていようとする。 そして、いじめを止めた人はいじめられると決まってるから、 そういう法則があるから、 いじめを止める人だっていない。 皆、いじめられてる人を見てみぬフリをする。 そして、結局、最後に気づく。 「自分って情けないなぁ」と。 それでも、法則を破ろうとはしない。 ある意味、真面目な社会。 もちろん俺も、そんな情けない人間の一人だから、 それを認めたくなくて、 いじめ撲滅に向かっていきたくなったのさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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