ナワールが足りないんだよ、ナワールがっ
お勧めの本や映画、ゲーム、音楽をここに書いたことはない筈で、ただ、どんな風に気に入ったかをつらつら書いてるだけだったりする。前回涼宮ハルヒ関連で書かれた日記はネタバレでしたが、今回はちょっと斜め上辺りから切り口を探したので、かなり変な感じになってしまった。さて、前回の日記で涼宮ハルヒの物語について思うことを書いて、それから可能な限り入手できるものを読み終わりました。予想のいくつかは当たってたし、それを後から来た俺が自分の手柄みたいに話すのは、さすがに恥ずかしいぞ。だから誰も書いてないことを書いてみようと思う。今後の展開を予測して、この物語がどんな風に続くか。まず、物語の語り部たる作者(谷川流氏)は、神秘体験を深化させることになるかな。神秘体験というのは、どーしよーもなく個人的体験なので、誰にも解決できない電波ワールドをどのように個人的解釈に翻訳できるか、もしくはどーにもしないかを選択することで一応落ち着くんだけども。この確固たる日常が初冬の湖に張った薄い氷みたいなもんで、夢の世界の方が遥かに豊穣で奥行きが深いことを、身をもって知ることになるのだろうなー(w チェスのコマのように作中キャラを動かすことで物語を展開するのは無理だと納得するまで、電波ワールドに翻弄されるでしょう。勿論、作者にその類の無慈悲・不条理な現実を用意するのは涼宮ハルヒその人であり、、、アイディアやネタを提供する編集さんも巻き込まれ、、、るのか。まぁ届かない手紙書いてますw原作小説の大胆な解釈で、アニメは神がかった出来映えになっていて、これも暗示的だな。モンキーパンチの手を離れてしまったルパン三世みたいにならねば良いんですが。もしくは幽遊白書の原作ラストみたいになることが理想的エンディングなのか。時間と空間を彷徨いながら、何を捜すか?生き生きとした魅力的な作中キャラクターの目の光が少しづつ失われていくのは、紙の上に再現できる魔法の力が減少している証で、その解決方法が見つからないと言うことは、ハルヒに見捨てられることに他ならないんだよなぁ。やっぱ、ナワールが足りないよ。/□。>つづく