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2011年01月23日
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カテゴリ:ザルツブルグ


駅からのウンタースベルグ.JPG


昨年の8月、久しぶりに以前の留学先、ザルツブルグに行きました。
留学当時のことなど、思い出を交えながら書き連ねてみようと思います。

プラハからザルツブルグへの列車は、リンツを経由します。
リンツというと、数年前までの駅の改修工事が思い出され・・・

乗り継ぎホームがずいぶん遠くにあったり、そこへ行くのに、
階段を上がったり下がったり・・・

荷物が重いと、ホームを探して歩き回るにも骨が折れ、
さらに、乗り継ぎ時間が短かったりすると焦ったものでした。

現在のリンツ駅は、とても機能的で便利なのですが、
以前、小型エレベーターの中に閉じ込められて、出られなくなったこともありました。

その時は、チェコ人の怪力のおじさんがドアをこじ開けてくれたお陰で、
5分後には脱出できたものの、乗り継ぎの電車は行ってしまいましたね。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

さて、しばらくぶりにザルツブルグに到着すると、
今度は、ザルツブルグの駅が改修工事。

昔のリンツを頭の片隅に、覚悟を決めて歩きだしつつも、
駅から見えるウンタースベルグ(山)を写真に収めました。

車窓からこの山が見えると、ザルツブルグだなと思い、
そして、駅に降り立つとしばし、眺めていたいものなのです。

ザルツブルグに到着した時、そしてザルツブルグを去る時、
この山に挨拶するのが、私の自然なこころの動きになっています。

でも、あまり感傷に浸っているのは危険で、
周囲には注意していなければなりません。

駅というところは、スリや置き引きが発生する場所ですし、
大荷物を抱え、急いで走っている人もいます。

リュックサックやカートをぶつけられることもありますし、
改修工事中の仮設階段などというのは、微妙に揺れたり足場が悪いもの。

転倒しないよう歩きやすい靴で、そして荷物の個数を最小限にすること、
もちろん財布やパスポート、貴重品には十分気をつけて。

それからよそ見しない等々、心得事はいくつかあるのですが、
駅にはあまり長居しないというのも大切なことです。

フランクフルトの駅では、時限爆弾が仕掛けられたという(結局は虚偽)騒ぎで、
大急ぎで外に出なければならなくなったことがあり・・・

また、ロンドンの地下鉄では、突然銃声がして窓ガラスが割れ、
その場にいた人たち全員が、地面に伏せたこともありました。

と、このような物騒な経験をすると、どこか人間はたくましくなり、
また目つきが悪くなる人もいたりするものです。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ところで、写真を撮っていた時のこと、
私のすぐ隣には、やはり向こうに山を眺めている人がいました。

穏やかそうなその人の眼差し・・・
きっとウンタースベルグに思うところがあるのでしょう。

普段だったらちょっと声をかけて話してみようなどと思うのですが、
この時は遠慮させてもらいました。

言葉にすると、遠のいてしまう。
そういう感情もありますからね。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

駅は物騒なだけ、ではもちろんありません。
そこに素敵なひとコマを見つけることもあります。

また、ちょっとした出会いがあったり、
同じ車両に乗り合わせた人との印象深い会話の数々も大切な思い出です。

大昔から、旅というのは冒険であり、故に楽しいことと危険なこと、
その両方があるという点で一致しているのではないでしょうか。

移動手段、かかる時間、そういうことは変わっても、
変わらない何かが確実にあるものですね。









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最終更新日  2011年01月24日 00時03分25秒
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