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テーマ:同居は嫌ですか?(1161)
カテゴリ:義家族話
パンダ母が入院中に、パンダと植えたトマトとトウガラシが、
ぐんぐん元気に茂って、今やジャングル状態。 先月細い支柱を立てたのだけど、それじゃ足りないかなあ? と思いつつも、知らん顔していたら、 トウガラシ以上に元気なあのお方が、 「あたしが、よ~く土を肥やしておいたからだよっ!!!」 手柄は全部、あたしが、あたしが、あたしが、のパンダ母。 はい、はい、はい、はい、今年はどこのお宅も、 夏野菜が豊作なんですよっ!!! 角のタバコ屋も、へいすけさんちも。 ・・・と、奥さんが言えるはずもなく、 さらさら流そうとしていると、 「もっとしっかりした支柱を立てないと!!」 まだ、足腰が本調子じゃないパンダ母。 ってことは、実際作業するのは、わしら夫婦ですか? 「は~い」 と、最近、返事だけして、 にっこりスルーという小技も使えるようになったわたし。 屋上ではなく、2階に下りて、 子パンダとおままごと。 だって、日曜日なんだもの。 親子の時間は大切よね。 素直に屋上に上がって行ったのは、 孝行息子のパンダ。 あらやだ、奥さんったら、ちょっと言葉に棘が? 気のせいよね。 そして、後追いするパンダ母。 親子の時間は大切よね。 昼は簡単に素麺。 3時のおやつにアイスでも、とスーパーに出かけようとしたら、 パンダが下りて来て、とっととアイスを買ってきてくれた。 いっぺんに日焼けしたパンダは、 小学生のように口をとんがらせて、 「ず~~~~~っと、ず~~~~~っと、お母さんが、 ああしろ、こうしろ、って、横でうるさかった あんなの、母親じゃない。姑だ。」 でしょうね。だからわたしは屋上に上がるの嫌だったのよ。 すまん、パンダ。 けど、パンダはたまの日曜日にちょこっと遭遇するだけだけど、 わたしゃそれが毎日なんだからね。 「あら、支柱に限ったことじゃないわよ。 お掃除も洗濯も料理も全部あの調子なのよ。 お義母さんのやり方じゃないと 気に入らない人なのよ。知らなかったの?」 シ~~~~~~~~~ン・・・・・ パンダ母のやり方じゃないと、っていうか、 パンダ母がやらないと気がすまないのだよ。結局。 たまにいるよね、そういう人。 だから、契の集金だって、 「あんたたちが行っても、金払いしぶる人が多いから、 明日から、全部あたしが行くわ!」 となったのだ。 ちょっと前までは、無理して再発したら、後が大変、 と、わたしなりに心配もしたけれど、 今じゃ、もう好きにしてくれって感じ 今日のパンダは嫁気分で、ちょっとわたしに優しい。 そして、嫁ゆえに、パンダ母には、いつになく厳しく冷たい口調のパンダ。 やれば出来るじゃないか、パンダ!!! そんでもって、パンダがいないところで、 「何なの?あの子?なんであたしに怒ってんの? 一体あたしが何したっていうのよっ?!」 と、奥さんに当り散らすパンダ母。 「さあ・・・」 「あたしに不満でもあんの? あんだけつっけんどんにしたら、すっきりした?!」 「知りませんよっ!!」 シ~~~~~~~~~ン・・・・・ あら、奥さんだって、やれば出来るんじゃないの。 ほほほ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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