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テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
カテゴリ:義家族話
前日の日記にも書いたように、
養老施設にパンダ父を預ける方向に向かっているパンダ家。 お願いする施設もほぼ決まったのに、 わたしの中で、まだモヤっとしてるところがあった。 それは、昨日の朝のパンダ母の台詞。 「昨日、お父さんに話したよ。外の施設に入ること。 『子供たちが、養老施設に預けてみろって言うから、 1ヶ月くらい入ってみて。 それで今より良くなったら、また帰ってきてちょうだいね。』 って話しておいたよ。 そうじゃないと、いきなりじゃ、お父さんんも悲しむからねぇ。」 え?子供たちが、って言ったって、実際一緒に暮らしてるのはパンダ夫婦なんだから、 「預けてみろ」の主語の「子供たち」てのはイコール「パンダ夫婦」 ってことですか??? いや、違うでしょう? 実際は、パンダ母が面倒見切れないわ、ってんで施設ってことになったんでしょう? わたしは訪問介護でもいいと思ってたのよ。 けど、前回の日記にも書いたとおり訪問介護が 思った以上に高額、かつ、使えないことがわかったので、 仕方なく施設に・・・ってことになったのよ。 わたしだって、もうちょっと優しいお姑さんだったら、 もうちょっとがんばれたと思うし、 亡くなった父や、サザエ姉んちのお舅さんみたいなおじいちゃんだったら、 最後まで自分ひとりでもお世話したいと思ったと思う。 って、いまさら、こんなとこで、 「もし」とか「れば」とか「たら」とか言ったところで、 しょうがないんだけどさ。 なんか、わたしはパンダ母のその 「子供たちが」てのが、カチンときたんだよね。 わたしだったら、はっきりと言うわよ。 「ごめんね、あたしじゃもうお世話しきれないし、 これ以上嫁にも迷惑かけられないから、施設に行ってくれる?」 って。自分の旦那なんだから。 そんでもって、それに加えて、わたしを鬱々させたのが、 一緒に養老施設を回ったときに、ソウルの兄嫁が発した一言。 「あ~あ~、なんだか、こういうとこに預けるのって、ほんと、 切ないっていうか、悲しいことよね~。 あ、奥がしんどいのは、わたしもよくわかってるけど。」 なんか、あたしが介護しんどくて年寄り追い出したみたいに思ってない? いまさら、切ないだの悲しいだの言うなら、今日の今日まで放っておかずに、 たまの日曜日くらい会いに来て、一日でもお世話してみたらよかったじゃない? 「あ、これはここだけの話よ。パンダには話さないでね。」 やっぱり兄嫁好きになれない~~~。 パンダ母のことも好きにはなれない~~~。 わたしは小さい頃から、じいちゃん、ばあちゃんっ子だったし、 母は、勤めてた会社辞めて、じいちゃんのお世話しながら、 田んぼや畑の仕事もこなしてた。 わたしも食事やお風呂の時くらいは手伝ってたなあ・・・ サザエ姉だって同居だし、実家の兄嫁さんだって同居だし、 同居の人はいっぱいいるけど、わたしの友人知人親戚の中には、 あんまり、お年寄りを養老施設に預けてるって人がいないんだよね。 そういうのもあって、わたしは、外に預けるというのに抵抗感じてたんだけど、 今日のパンダ母とソウル兄嫁の一言で、なんか、また気持ちが重くなってしまった。 結局、あたしが面倒見られませ~ん、って白旗揚げたってことなのか? ・・・・・ ほんとはさ、わたしが母の姿を見て育ったように、 子パンダにも、わたしが教えてあげたかった。 お年寄りと一緒に暮らすことで、 人は病気したり老いたりすること、 いつかは死ぬこと、 だから、家族は助け合って楽しく明るく暮らすんだよ、 ってこと、わかってもらいたかった。 と、そんなこと考えてたら、また悶々悶々悶々としてきて、 眠れなくなってしまい、 あ、早く寝すぎて目が覚めたんだけどね(笑) で、入れ替わりに寝ようとしてたパンダに、 奥さんの悶々とした胸のうちを全部話してみた。 すると、パンダは 「しょうがないじゃないか。これでいいんだよ。 これが、お互いに良いことなんだよ。 お父さんだって、施設でちょっと良くなって、座れるようになったら、 一人でご飯だって食べられるようになるし、 そしたら、歩けるようにもなるかもしれないし。 なにも監獄に入れるわけじゃないだろ? 養老施設なんだから。 オレだって、死ぬまでずっと、預けるつもりは無いんだし。 わ~、もう寝よ、寝よっ!!!」 と言ったかと思ったら、3秒くらいで寝てしまっていた。 そうだよな。 お互いがこれでよかったんだよな。。。 落ち着け、奥さん。 所詮、パンダ母だって、ソウル兄嫁だって外野なのだ。 基本はバッテリー。 夫婦が基本。 さ、新しい1週間。 元気出していこっと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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