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カテゴリ:義家族話
「奥さん、日記がハーモニカで止まってるんですけど・・・」
「あ、あはは、あはは・・・そうですね、そろそろ・・・」 「今日の記念に、また始めてください~。」 「そうですね、今日の記念に再開しますね。」 と、8月の終わりにソウルで初めてお会いしたYさんに 調子よく答えていたパンダ奥さん。 その日の夜は、たまったネタをひとつずつ消化しようと、 書く気満々だったのだけど、 楽天開くと、 ぎゃっ!ごめんなさい・・・ レスもまだでした状態。 レスもまだなのに、日記更新はできないわ、と またズルズル更新を先延ばしする奥さん。 この夏、先延ばし、棚上げされてきたのは楽天日記だけではない。 掃除、洗濯、荷物の発送、石けん作り、絵の宿題・・・ ありとあらゆることが滞りまくっていた。 原因は簡単だ。 わたしがやらないからだよ。 なんでやれないのか? 答えは簡単だ。 夏ばてだ。 あ、ハーモニカの日記は3月だった(!)から、夏ばてとは関係ないですね。 すみません そして、思い出して開くと、なんと新着コメント。 「奥さん。。9月ですよ。。」 あ、はい。ただいま参ります~。 というわけで、色んな方から手引っ張ってもらったり、後ろから押してもらったりして 久しぶりの日記更新でございます。 ありがとうございます。 これからもどうぞよろしくね。 って、奥さん↑これ、周期的になってない?? いや、でも今年の夏は本当に暑かった。 わたし史上最高に暑かった夏じゃないかな? 中国にいた頃も40度前後の夏を過ごしたことがあるけど、 ここまでバテなかったと思うんだけど・・・ それだけ年もとったってことか? 韓国も日本に比べて、夏がカラッと涼しいのだけが取り得だと思ってきたけど、 今年はスコールみたいな夕立も多くて、 ムシムシ嫌な暑さが続いた。 7月末あたりは暑いなりにも、涼を求めて海や山に出かける元気があったのだけど 8月後半には、まず習い事に行く気がなくなり サボった分、家事やる時間が増えたのに、家事もやらなくなり 料理だけはきちんと作っていたのに、それも怪しくなってきた。 ひなオンマさんが時々パンダ家までやってきてくれて、 メドゥブ(飾り紐結び)を習ってるんだけど、 先月だったかな、いつものようにやってたら、ひなオンマさんが 「奥さん、デパート行きましょうよ。涼しいから」 と連れ出してくれて、涼しいデパートの中のカフェでカキ氷つついて その後、おしゃれハンバーガー食べながら、窓から館内を行きかう家族連れやカップル見ながら (あ~、みんな涼みにきてるのか~) って思ったら、急に暑くなっちゃったのよ。 今の今まで、夏は暑いものと思って我慢してきたのが、 一気にブワ~~~~っと噴き出した感じ。 だってあなた、パンダ母が電気代の請求書握り締めて 「一体、なんでこんなに高いのよ?!」 と、でかい声で怒鳴り込んできたのが8月あたま。 しかも奥さんトイレにいたから、子パンダにガーガー言ってるのよ、 オンマに聞いてみろとか言って。 あたしゃ真っ青になって、トイレから飛び出して 「何なんですか?」 請求書見たら、7月の電気代、確かに6月に比べたら 棒グラフの線が2倍くらいに伸びている。 でも請求額を見て呆れた。 2万ウォン(1600円)にも満たないじゃないの。 それに、パンダ親子がいる2階にはエアコンもないし、扇風機しか使ってないし 電気代だってパンダ母が払ってるわけじゃないのに、 ガーガー言われる筋合い無いわ と、後から一人になるといくらでも言い返せるのだけど、パンダの後知恵よね 3階の部屋はエアコンあるけど、パンダ母がこんな調子だから この猛暑でもエアコンのスイッチ入れたのは、たったの3回。 そんでもって、結局8月末にはわたしがまずダウン。 もう何もかもやる気が無くなって、何もかも嫌になってしまった。 たまに行く漢方の先生のとこに飛び込んで、 これこれこうなんですと話を聞いてもらって、漢方薬出してもらって、 鍼にも通うようにした。 台湾人の女医さんだから、韓国アジュンマたちのように ○○しなければいけない なんていう言い方をしないだけでも、すごく楽なのだ。 それにわたしが日本人だということも、もちろん前から知ってるから 「そうよね、先進国から来られた人にはしんどい国よね~。」 と、同じく韓国アジュンマの口からは多分出てこない慰めの言葉をかけてくれる。 それだけでも随分すっきりした気分になれる。 まあ、奥さんの駆け込み寺みたいなお医者さんね。 鍼も値上がりしたと言っても、1回4900ウォン(400円弱)なので 普通の医者に行って、めまいするような強い薬をもらうよか わたしには合っているのよ。 朝晩は涼しくなってきたし、風や空も秋らしくなってきて、 やっとゆっくりのろのろ家事もできるようになってきた。 ソウルで久しぶりに日本人奥様方に会ったり、 図書館のDVD鑑賞行ったり、ミシン動かしてみたり・・・ 昨日はなぜか赤飯まで炊いてみた。 元気出てきておめでとう記念? そして、ほぼ同時にパンダ母もダウン。 どうにもこうにも気力が湧かないらしい。 とはいえ、奥さんよりも元気だと思うんだけど・・・ で、パンダがソウルの病院まで週1で送り迎えしている。 はっきり言わせてもらうけど、無理な節約して(もはや節約だとも思えない) 不快な生活して、挙句の果てに体壊して病院にお金落とすような 馬鹿げた暮らしは本当に懲り懲りなのよ。 ってわけで、チュソク(旧8月15日中秋の名月の日)済んだら 引越しを考えている。 今の今まで、考えてただけで行動には移せなかったわよ。 もうパンダ母だって70も半ばだし、可哀想よねと思ってきたし。 でも、もうダメだ。 この夏でよくわかった。 夏を乗り切ったとしても、また極寒の冬がやってくる。 ごめん。 いちぬけた。 問題はどうやってパンダ母に別居を言い出すか、だ。 子パンダはすでに、引越し引越しと浮かれているので、 昨日の朝 「まだわからないし、パパとママと子パンダの3人だけの話だよ。」 と釘をさすと 「え~、だって、もうパパがおばあちゃんには話したって言ったもん!」 え、ええ、えええ~~~~ そうよね、引っ越すったって、歩いて10分くらいのとこだろうし、 2階の部屋はパンダの仕事部屋として使うのだし、 丸くうまく収まるよね。 ね? ね?? 大丈夫。 大丈夫。 と、念仏みたいに唱えてみる。 がんばれ、奥さん、もうひとふんばり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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