チャックの大冒険
我が家には、生後7ヶ月になるオスのハムスター、「どすこい栗まんじゅうチャック」が暮らしています。 あれは26日(金)の朝……起きてすぐに、チャックに「おはよう」のあいさつをしようとゲージを覗いたところ……いつもなら、上の写真のように寝ぼけまなこを見せてくれるのに、もぬけの殻。うちのゲージは、ゲージの外にパイプを使って砂浴び場を取り付けられるようになっているのですが、以前からしまりが甘かった、砂浴び場の蓋が浮いている~セロテープで補強していたのが、それもくっつきが甘くなっていた~!!そう、我が家のチャックは、生まれて初めて、脱走したのです~!!あたりを探し回りましたが、全く見当たらない。階段から落っこちたなら、あの段差を上がることはできないので、1階で「帰れない」状態になっている可能性もある……ネットで調べたら、昼間は物陰でひたすら眠りこけ、夜から明け方にかけて動き回るそうなので、それまでは無理をして探さずに、危ないものを片付けて、餌のトラップを仕掛けるように、とのこと。というわけで、ゴキブリホイホイなどはチャックが我が家にやってきた時に捨てていたので、あとはタマネギなど口に入れたらやばいものを片付けて、と……そして、ネットにあったとおり、トラップを仕掛けました。 落ちたら登れない深さの容器に、緩衝材になる床材を敷き、餌を置いて、そこまで上がれるよう階段状のものを作って、その途中にも餌を置いて誘う、と……いちおう、居場所を確かめるために、あちこちに、普通に餌を仕掛けました。餌の数を決めておき、それが減っていたら、そこにいるということがわかるので。正直、こんなものに引っかかるのだろうかと疑心暗鬼でしたが……夜中の12時、だんながふと目覚めて餌のチェックをしたところ、1階の階段のすぐ下に置いた餌が、きれいになくなっていました。そこで、階段脇の応接間に餌トラップを仕掛けたところ、3時過ぎにゴソゴソと騒がしい音がし、覗きにいったら……見事に引っかかっていましたとさ。ダンナと目が合った瞬間、チャックは「あっ!」とかたまったそうな。で、無事におうちに帰ることが出来ました。この間、わたしは高いびきでグーグー朝起きて、チャックがゲージにいるのを見つけて安堵の涙をこぼしたのでした。ホントに気をつけなければいけませんが、チャックがお話ができたら、冒険譚を聞いてみたかったです