カテゴリ:音楽と旅と釣り
先日、釣りでの話。
若い連中とジギングをしている時に、唐突に聞かれた。
「何を望みますか?」、こんな風に。
多分、「どんな釣りをしたいのか」とか「どんな魚を釣りたいのか」
そんな質問だろうか。
まさか、残りの少ない老人に、将来の望みを聞いた訳ではないだろう。
そんなシチュエーションだと、どうも真面目に答えられない。
ヒネた性分。
子供の頃なら、欲しいものを言うだろうか。
将来を聞かれたのであれば、「総理大臣になりたいっ!」「偉い人になりたいっ!」
凄い時代錯誤な言い回しだが、僕らの子供の頃はそうだった。
これがミュージシャン時代の質問だと、本音は 「良い演奏をしたい」とか「良い音楽をしたい」になるが、 ギャグの多い世界だから「先の栄光より、目先のお金」ぐらいは言ってるかもだ。
まあ、僕の子供くらいに年の離れたアングラーなので、
おちょくった訳ではないし、受けを狙った訳でもない。
軽くギャグを言ってみた。
「加齢臭の無い老人でいたい」と。
全く受けなかった(笑)。
でも、この言葉には、けっこう本音があるのだ。
年寄りになれば、若さが恨めしい。年の分のリスペクトも欲しい。
育った年代、その環境の違いで、思考や指向、嗜好、全てが違ってくる。 ジェネレーションのギャップは大きいのだ。
半面、一緒に遊びたいし、仲間に加わりたい。会話に加わりたい。
口煩いジジイなんて言われたくない。息が臭いなんて言われたくない。
老人扱いされて面白くない。だけど、シカとされても面白くない。
あ~あ、オイラ面倒くさいジジイかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.28 12:53:17
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