カテゴリ:薬膳
七赤マダムさんの代理で、 銀座で開かれた、村岡奈弥先生の「四季の薬膳」のお料理教室へ行ってきました。 薬膳というと、いろんな生薬とか、松の実とかナツメとか、ナマコとかアヒルの卵とか! そんなものを想像してしまいます。でも、 ご自身も小さい子どもの母親である、奈弥先生のレシピは 「これのどこが薬膳?」と思うほど、 おしゃれでおいしくて、普段の食材で簡単に作れるものばかり。 マダムも私も、 先生のセンスのよいお料理と、肩肘ばらない、リラックスしたお人柄の大ファンです♪ さて、今日の春の薬膳メニュー☆ 蕗などの苦味のある春野菜には解毒作用があり、 冬の間に溜め込んだ老廃物をデトックスしてくれます。 ソラマメと蕗のサラダ ツナソース ソースには酢が入り、サッパリしておいしい! 春キャベツがおいしい季節。キャベツは胃腸を守る優れた食材で、 腎の働きも補います。 キャベツとグリーンピースのスープ 黄緑色が美しい☆とろりとコクがあっておいしい カジキマグロは血を補い、 ソースに使われたオレンジは気のめぐりをよくしてくれます。 カジキソテーオレンジバルサミコソース インゲンとセロリ添え 酸味のあるものは、暖かい春、 開きすぎた体を引き締め、体に必要な水分を補ってくれます。 苺とオレンジのジュレ 桑の葉とローズヒップのお茶 薬膳も、風水も、ルーツは同じ。発祥は中国、そして東洋思想にたどり着きます。 「陰陽」と「五行」、そして「足りないものを補い、バランスを取る」。考え方はいっしょです。 お料理をいただきながら、昨今の中国事情について、話に花が咲きました。 これほどすばらしい、先人たちによる食の知恵を持っている国なのに、 多くの中国国民は、洗剤で野菜を洗っているそう。 有機無農薬のジャガイモは1個500円。 健康的な生活は、特権階級にしか許されないぜいたくです。 風水も、中国で発祥したものでありながら、実際に活用されているのは、 台湾やシンガポールやアメリカなど、自国以外の国ばかりです。 北京オリンピックを間近に控え、 チベットの騒ぎのことも、中国国民には報道されないといわれています。 衣料品も生活用品も、もはや大部分が中国産。なのに、その姿はほとんど見えません。 近いようで、遠い国。そんな印象の中国です。
楽しい時間を下さった奈弥先生と、七赤マダムさんに感謝♪
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