KIJ・ベーシック1・3日目
3日目です。今日の先生は原先生。・雑穀入り玄米(今日は黒米入り)・おすまし(椎茸昆布だし・人参・とうがん・もやし・三つ葉・自然塩・醤油)・ひじきの煮物(ひじき・玉葱・人参・干し椎茸と戻し汁・醤油)・蓮根の味噌和え(蓮根・玄米味噌・玄米酢・米飴・えごま)・黒豆納豆(+醤油・万能ネギ・焼き海苔)・ごま塩・ぬか漬け・玄米甘酒のシェイク・三年番茶メニューはこんなかんじでした。まず,雑穀入り玄米。今回は3時間浸水しておいたのに塩を加え、圧力鍋で30分炊き,15分蒸らしました。黒米はモチモチしてて、とっても美味しい~と大好評でした。・・・買うと高いよね・・・。いろんな雑穀を時々加えて炊くことによって,玄米とは違ったミネラルが摂れるので、良いのだそうな。おすまし。「椎茸昆布だし」がベースです。今回は、水から煮て,煮立つ前に昆布を取り出し,椎茸のみで10分以上煮出したものを使用。(水に30分~1時間、漬けておくだけの方法も紹介してました。)これはホントに、繊細な香りと味で美味しかった~。とても簡単なんだけどね。・・・なんか、自分で作るのより美味しかったのは何故だろう。椎茸と昆布の質の違いかもしれません。ウチももっと高級なのにしようかな・・・。自分は,カツオだしをなかなか卒業できなかったタイプだったんですが、ケチらずに初期に質の良い椎茸と昆布を使えば、簡単に卒業できたのかも・・・と今になって思いました。ひじきの煮物。玉葱を炒めてから、干し椎茸・戻したひじき・人参の順に乗せて重ね煮しました。味付けは醤油のみ。クシ・マクロでは、食材を重ねる順番というのは,こうでなければならないという決まりはないのだそうです。決めてしまうと,いつも同じ味と食感のものになってしまって、バリエーションが限られるので,あえて決めていないようです。・・・今日はクタクタの玉葱がいいなら一番下に,シャキシャキ感を残したいのなら一番上に・・・というように柔軟に、ということでした。あと、ひじきの戻し汁は基本的には使わないとのこと。ミネラルの多い戻し汁も摂ると,肉食過多の現代人はさらに体が締まって(陽性に傾いて)しまって、リラックスできないので,使わないほうが良いと考えるそうです。なんか・・・ちょっともったいない?とか思っちゃったりしますけどね。リマのほうはどうなんでしょうかねぇ。蓮根の味噌和え。蓮根を5分蒸して,玄米味噌・玄米酢・米飴を合わせたもので和えただけ。簡単で美味しいと大好評でした。・・・私のお皿に「節」が入っててラッキー。呼吸器系の弱い人にいいのよね、蓮根って。ごま塩~。自然塩:黒ごま=1:15です。すった後は、染み出た油が酸化しはじめるので,冷蔵庫保存がよく、1週間で食べきるのがベストだそうな。玄米甘酒のシェイク。甘酒に適量の氷と水と河内晩柑(和製のグレープフルーツみたいなの)の皮を加えて,ミキサーにかけたものです。柑橘系の爽やかな香りと酸味が加わって,夏向きの甘酒になってました。以上です。レシピの味付けの部分は「適量」となっていることもあり、それに関して、原先生が補足してくれたのですが,久司先生曰く・・・料理の味付けは一発で決められるようになるのを目標にしなさい・・・とのこと。体調・季節・天候・・・を考慮していくと、自ずとできるようになっていくそうですよ。・・・日々精進が必要ですねぇ~。遅ればせながら、やっと電子レンジを卒業できそうになってきました。ちょっとご飯を温めたいときにチンしてしまうことがあったんだけど、その度に「電磁波でご飯をダメダメにしてしまった?」と、玄米ご飯に申し訳ない気持ちになっていたのよね・・・。同じクラスの人と話していたら、ご飯を温めるときは「圧力鍋で蒸してる」っていうので、ウチも近頃はこの方法でやってみています。圧力かけて炊いたご飯に、さらに圧力をかけることは良いことなのかどうなのか(特に夏に関しては)、微妙ですが,電子レンジよりは全然良いだろうと思ってはいます。でも、追々、蒸し器も欲しいな。セイロを載せるタイプのとか。奥津典子さんの本に載ってるのを見て、興味はあるんだけど,カビはやしたりしないように気を使うのは大変なんだろうか??KIJに行きはじめたら、欲しい物が増えて困ったなぁ~。