「私たちは繁殖している」6巻
アタイがイチバンリスペクトしてるマンガ家は岡崎京子センセイとこの内田春菊センセイなんでごあすよ。なんでかと言えば、お二人デビューな80年代、きっちりと女性のタチバからのSEXば描いとんなさったからでごあす。オトコを喜ばせるのがオンナの喜び的なオトコ目線の媚たSEXでなく、オンナ側がキモチよく感じるSEX。オトコマンガのSEX描写のウソ臭さがアタイは気色悪くてですなあ。女性ば母親か娼婦てしか認識でけん作者の願望充足のごつしてですなあ。で、こん春菊センセイの「私たちは繁殖している」はSEXの先の出産と子育てばエッセイとして描いたマンガなんでごあす。長男1がもう11才だけん、最初の巻が出たともそれくらいになるとですなあ。四人の子ば産んだ春菊センセイが、その1巻からずっと一貫しとるとは【育児に関して、頭が古い親というだけで、こうしなければならないと子育てに干渉する年寄りの言いなりにならない!】つうトコでごあす。春菊さんなまず自分で考え、配偶者と話しあい、多くの信頼できる友人の意見を聞いて行動しとんなさるですもん。それが何とも、よかとでごあすよ。ちなみに春菊さんの実母は、娘である春菊さんばじぶんの再婚相手である義父に指示されて娘にセックスの相手ばさせよったとんでもないバカでごあしてな、そん義理の父に犯され続けてきたことば「ファザーファッカー」つう小説にしとんなさるですもん。この「私たちは繁殖している」6巻でも春菊さんがそのコトば思い出すクダリがあってですよ。春菊さんの今の配偶者さんの父親が、なんともバカなジジイでですね。オレがオレがというプライドだけあって、ジブンは一匹狼としてやってきた!と自画ジサンしてるくせにライオンズクラブだのなんだの組織の肩書き大好きの頼りっぱなしの群れが大スキちゃんバカ社長なんでごあすよ。こんバカ親父が当然セクハラなわけですわ、春菊さんに対しても春菊さんの娘に対しても!それを春菊さんが注意しても聞く耳を持ってない。【言葉に責任を持たずそのつど思いついたお達しをおっしゃるだけのお義父さん会話しようとしても不可能お義父さんのセリフはすべて会話でなくてスピーチなのだ】でもって、こん親父が問題ばってん、義母も結局、問題とですよ。バカ親父ば社長社長と家でも呼んで増長させとるわけですわ。【男のいうこと何でも聞いてきた人だから私の母と同じで結局、子をぎせいにしても男に尽すんだ】【私はそんな家がいやで16才で家を出てしまったし母とも別れたのに同じような思想の人がそばにいるのはやはりこれ以上耐えられない】そう!だから春菊さんな義父がジブンを犯し続けてたのをまんま見て見ぬフリしとった母親ば思いだしなさったわけですたい。結婚相手の親がどうしても許せないと感じてる方は必読でごあすよ!