カテゴリ:在日関連
もし私が嫌韓なら (2)
連続で、面白くないでしょうが、ついに連続編を書いておきます。 メール等で、対峙する立場の何人かが、resを下さったんで・・・。 やっと嫌韓の熱が冷めたら、今度は「在日問題」って形になってきたみたいなんで一応・・・。 昨年の10月に浅い認識の著書「嫌韓論」を出した、山野車輪の新作が出ました。前にも触れましたが彼は大人漫画を書いて、もう飯が食えないから故郷に帰ろうと思ってた矢先に「ゴーマン」を見て模索したのが「ヒット」したとされています。今回の新作”在日の地図 ~大韓棄民国物語 ”も、出版元である。文化者社や海王社のサイトを見てもこのマンガのことが載っていません。ちなみに海王社も晋遊社同様、アダルトコミック関係の出版社です。すなわち、それだけ嫌韓本が商売になるということだったんでしょう。 「韓国人につけるクスリ」という本も続編が出ていますが、嫌韓本というのはそれだけ美味しい商売なんでしょう。しかし、この新刊はアマゾンランキングで、発刊当時でも、140位、今や、2,106位です。本来、在日に関心の無かった社会が、政府やマスコミ誘導の報道にも嫌気がさしてきたんでしょう。 嫌韓流ブームが過ぎ去ったというより完全に一ジャンルとして定着したので話題性もないんでしょうね。 著者=山野車輪の本が事実無根の内容で無根出に乏しく、読者を馬鹿にした嘘の連続か、一部分を抜粋して見ます。 山野車輪は韓国語が全く分かっていないにもかかわらず、知ったかぶりをしています。たとえば同音異義語の例として、 「そうかん」という発音の単語を挙げていますが、これをハングルで書くと 「壮観」=チャングァン 「創刊」=チャングァン(激音) 「送還」=ソンファン 「総監」=チョングァン(激音) 「相関」=サングァン となります。ごらんのように、全く違います。 もちろん韓国語には同音異義語はあります。しかし、ハングルは大抵、一文字が漢字語の音声に合わせて作ってあるのが普通です。山野車輪はこんな初歩の基本も知りません。韓国語は日本語と真似たものという偏見でだけで書いているのは明らかです。それは、「ハングルはひらがなのようなもの」という認識にも現れています。 日本語の文章をわざとひらがなで書いたりしていますが、これは例によって「マンガ嫌韓流」のコピーです。 例えば、「漢字を廃止し全てをハングルで書くってことは日本語で例えると全てをひらがなで書くことと似たようなものだからな」という文章が出てきます。 ・・・・韓国語削除・・・・ (rakutenは韓国語が出ないんだ(泣;)yahooなら出るのにな~) ご覧の通り、全く違います。韓国語の文章の場合、一単語ごとに一マス空ける(分かち書き)するのがのが普通です。また、今の文章には漢字語は4つしか出てきません。 次に ・・・・・・韓国語削除・・・・・・ (A.二つの国の関係が良くなるでしょうか?) (B.独島(竹島)がある限り良くならないでしょう。) つまり、韓国語にはもともと、漢字語でない単語や表現がたくさんあるわけです。全部が日本語と同じわけではありません。 山野車輪は、「ハングルは音でしか判断できない」といいますが、語学というものが全く分かっていません。「聞いて理解する」「話すことで意思を伝える」というのは語学の基本です。 そもそも、日本語と韓国語は音が違います。たとえば、日本語は基本音節は、ひらがな50音ですが、韓国語の場合、母音は21個、子音は19あり、反切表といってハングルの基本音節は400あります。 そして、一般に使われているハングル文字は1,180個あるといわれています。さらに、日本語の場合、子音で終わる言葉は英語で言うと“n”しかありませんが、韓国語の場合、“n”“ng”“l”“m”“k”など色々あります。 つまり、日本の"ひらがな"文字とは全く違うのです。どっちが優れているという問題ではありません。 次にハングルの特徴です。ハングルは基本的に左側が子音、右側が母音という構造ですが、下にも子音が来て一文字で3つの音を表現できるというものがあります。 たとえば人の名字の"キム=金"は、英語では→kimですが、ハングルでは“韓国語=キム"と一文字で表現します。同様に朴=パクは英語では→parkですがハングルでは“韓国語=パク”一文字です。 見ての通り、ハングルは漢字語にも一応対応しており、それ自体に意味はあります。ちなみに、一漢字語に対応したハングルは基本的に一つですが金だけは、 例外的に金は(キム)と(クム)の二つがありますが、どちらも金という意味です。 ちなみに、韓国語の教科書を読むと、こんな笑い話が載っていました。 小学生の子供がお父さんに対して、「なぜ、金行といわずに銀行というのか?」というものです。 ちなみに、銀行は“ウネン”といいますが、金行は“クメン”といいます。 つまり、元の漢字語の意味が分からなければ、こんな変な質問は出てくるわけがないのです。(ややっこしいかな?) 「マンガ嫌韓流」は、韓国語が分からない人間に対してしか通用しない子供騙しです。 韓国ではまったく漢字を使ってないかのような書き方ををしています。さらに、ハングルだけで文章を書くと、ほとんど意味が分からないかのようなことも書いています。ご存知だと思いますが、韓国でも漢字は使いますし、ハングルとのへいよう混在書物は至る所にまり増すし、駅名はハングル、漢字、英語併記です。 こんな、一夜漬けの、馬鹿馬鹿しい本、「在日論」にしても、著者が、1度、もしくは2度、おのぼりさんでkorean-townに来て、見て、後は、本からのネタでしかありません。100年以上に及ぶ、在日歴史がいとも簡単に、この様な形で、書かれてるのが実態でしょう。 又、彼の本の中に「朝鮮学校の”チマチョゴリ引き裂き事件”は朝鮮総連の自作自演」と書いてあります。それを元ネタに、それが真実のごとく、実際に見たかの様にnet上で書ききまくる嫌韓の人々、中身の無い、がさネタとも言える内容に対しても、「よくまとまった本だ」と評価するnet右翼はどんな見識をもってるのか不思議ででなりませんません。 私が、この場でバトルや個々の揚げ足取りの問題を語って、政治研鑽をしたくないのは、こんな部分です。 そんな事に、時間と神経を費やして、勝ち負けに一喜一憂する気はさらさらありません。 そこらを理解してくださって、ピントはずれな、コメントや下記逃げをしないで、下さればと願ってるんですがね。net右翼の可愛い諸君!こんな本で、わかった振りして、カキコするよりかは、他の方法で攻撃しないと・・・。でも、別に関心は無いけどね、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.26 01:24:19
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