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北朝鮮だけが「憎むべき敵」か?
この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/fwapy7777/46944303.html この国の北朝鮮バッシングは病的だとも思える。 もちろん、北朝鮮の独裁政治体制は問題だし、経済状況も最悪だ。拉致問題の解決も急がれるべきだろう。 拉致事件の犠牲者やその遺族の方にとって、その(限りなく犯人と思われる)容疑者である北朝鮮当局が「憎むべき敵」であることは論を待たない。彼らが自らの立場や感情を公の場で発露するのは問題ないし、むしろ必要だろう。 しかし、例えば、自動車の欠陥のために起きた事故の犠牲者やその遺族にとって、その自動車を製造したメーカーは「憎むべき敵」だ。また、国が安全と認めた薬品をつかったところHIVに感染したしまった人々にとって、厚生労働省は「憎むべき敵」となるだろう。その構図は拉致問題と変わるところがない。 どうして、マスコミは北朝鮮についてだけ、拉致被害者の感情を自分のことのように同情・共感するように国民に強いるのだろうか? どうして、マスコミは欠陥自動車を作った企業や国民の安全を守らない官庁を国民共通の「憎むべき敵」として象徴しないのだろう? どうして、拉致問題とは何の関係もない在日コリアンは北朝鮮がらみで様々な嫌がらせを受けるのに、加害企業や国家公務員の家族に対しては、それが起こらないのだろう? 転載元: とだ たくみのブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.19 19:14:20
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