”Three wordsで何て言うのかな?”
ウチの長こと私の姉(別名マリア.テレジア)、某Music Schoolにて教師をしておりまして、いろいろな授業中のエピソードを聞くことが出来ます。またHalloweenの話になるのですが、彼女が教えているクラスでの面白い話を一つ。低学年のクラスでは毎回授業の最後には宿題を渡すらしいのですが、先日Halloween間近という事で、candyを(アレルギーのある子達もいるのでchocolateは避けるそう)一人一人に渡す時の事。いつもでは考えられないほどの速さで、しかもピシーっと一列に並んだ子供達。candyを渡す前のやり取りです。姉:"Before I give this candy to you, do you remember what you'd say when you receive candy?" (Candyを渡す前に、candyをもらう時には、皆何と言うか覚えていますか?)子供達:(小さな声で手を差し伸べながら) "Please,,,?" 姉:”You know, what do you say in three words?" (ほら、3つの単語で何て言うのかな?)子供達:"Could you please...?" "Would you please...?" "Thank you?" "That's two words." (それじゃ、単語2つだよ。)姉:"It's Halloween, children! When you go door-to-door for..." (皆さ~ん、ハロウィーンですよ!一軒ずつ回って行って...)子供達:"Oh~, Trick or Treat!" (あ~、Trick or Treatだ!)*<ちょっと説明です。英語には日本語で言うところの謙譲語や謙遜語のような形はありませんが、英語にも丁寧語があります。その時の状況、相手の立場によって、丁寧な使い方をします。 "Please"よりは "Can/Could you please"が より丁寧ですし、もっと丁寧にする場合は、"Will/Would you please...?" と言う使い方もできます。>*と言うわけで、いつもよりも何よりも、どんな質問をした時よりも真剣に考え込む子供達の表情が、可愛いくてまた面白かったらしいのです。相手が先生だから、緊張しちゃって考え過ぎたんでしょうか?