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こやまっち☆

こやまっち☆

2013.07.04
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カテゴリ:本・映画
想田和弘監督のドキュメンタリー映画『選挙』を観に、
渋谷のシアター・イメージフォーラムに行ってきました。

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物語
2005年秋。東京で気ままに切手コイン商を営む「山さん」こと山内和彦(40歳)は、ひょんなことから自民党に白羽の矢を立てられ、市議会議員の補欠選挙に出馬することになった。政治家の秘書経験もない山さんは、政治の素人。しかも選挙区は、ほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区だ。地盤どころか後援会すらないまま、激しい選挙戦に突入することになる。

しかし、自民党としても負ければ市議会与党の座を奪われてしまう大事な選挙。何としても勝たなければならない。地元選出の自民党議員や秘書たちによる激烈な戦闘態勢が組まれ、世にも過酷なドブ板戦が始まった。

対するは、民主党、共産党、神奈川ネットワークからそれぞれ公認されたベテランたち。地方の市議選であるにもかかわらず、自民党大物議員の石原伸晃や川口順子、橋本聖子、萩原健司、果ては小泉首相までが応援に駆けつけ騒然となる。

山さんは少しでも選挙民に自分の顔を売るため、神社のお祭りや保育園の運動会、老人会、果ては駅やバス停にまで出かけていき、片っ端から握手を求める「電柱にもおじぎ作戦」に出る。
また、確固たる後援会のない山さんは、地元選出の自民党議員の組織力と地盤を拝借できなければ当選はおぼつかない。他の自民党市議や県議、国会議員の支援者に自分への投票を呼びかけ、党挙げての組織票固めを試みる…。(映画「選挙」公式サイトより引用)



以下は、映画を観ての私の感想ツイートです。
(※この感想は私個人のものです。)

●映画「選挙」、とにかく自民党の圧倒的な力を知った。何の具体的公約も経験もない山さんを、僅差とは言え、組織ぐるみで応援して当選させてしまう。おじいちゃんの代から党員という人たちで成り立つ自民党。公約を破ろうとも、道理でジジババ層の支持が固いわけだ。( ;´Д`)


●映画「選挙」、「自民党公認」という5文字の強さよ!しっかりした公約がなくても、政治経験がなくても、この5文字があれば、とにかく駅頭で立ち、握手して候補者の名前を連呼していれば受かってしまう。この権力に対抗するのは並大抵のことじゃ難しい。


●映画「選挙」、政治家の配偶者に対する呼称問題も興味深いところ。「妻です」はダメで「家内です」と言うべし。ww とことん男社会だねぇ…。


●映画「選挙」、さゆりさんの「市議会議員くらいでやめられっか!」という怒りも良かった!DINKSや共働きが多い地区なのに、議員の妻には仕事を辞めろと言う党関係者たち。そんなところにも、自民党が言う「女性の力を活用」とか「子育て支援」とかいう言葉の薄っぺらさが感じられる。(笑)


●観察映画というだけあって、映画「選挙」にはBGMもないしテロップもない。あるのは英語字幕だけ。目の前で淡々と進む事実から一瞬も目が離せず、あっというまの2時間だった。


●そして、この映画「選挙」は特定の政党をプロップスしているわけでもdisってるわけでもない。観た人が観たままに感じることができる、そんな作品。本当に、ぞくぞくするくらい面白かった。



映画を観終えて、シアターの外に出たところで、
主人公(!)の山さんが~~~!

一緒に写真撮っていただきました。^^
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7月21日は参院選。「どーせ何も変わらない・・・」とやさぐれ
投票を棄権する前に、この映画、観てみませんか?
「選挙」はDVD化されていますよ~。

来週からは同じシアターで『選挙2』が上映されます!!
こちらもDon't miss it☆







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Last updated  2013.07.05 18:00:57
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