移民ビザ最終面接、東京アメリカ大使館にて~PART1
友人カールは、お仕事なので、早めに起きて出勤していきました。わたしは、カールの好意で、グースカ、10時ごろまで寝てました...おそらくとっても疲れてたんだろうね~カールのウチを11時ごろ出て、カール宅のカギは郵便受けに入れておいた。んで、迷いつつ、最寄の駅まで行って、とりあえず『日比谷線の神谷町駅』に行きたいと駅員さんに聞いて、行き方を教えてもらい、電車に乗る。いろんな沿線が入り組んでいるので、今自分がどこにいるのか理解するのも大変!やっとこ12時40分ごろ、アメリカ大使館に一番近い『日比谷線、神谷町駅』に到着。迷いつつも、最初に駅員さんに聞いた行き方が一番簡単で早かったな~良かった。もうすでに3,4人来ていて、大使館前に並んでた。わたしもその列に並んで、暑かったので、折り畳み傘を日傘代わりに...かなりいけてないよ~(><15分ほどした頃、わたしのすぐ後ろに女性が来て座った。『ビザで来られたんですか?』と聞かれ、いろいろ話してたら、彼女もアメリカ人と結婚し、ビザ面接で、広島から来た方だった。やっぱ地方出身だと、わざわざ東京まで来るのは、とっても大変!ビザの申請料金だけでかなりの金額かかってるのに、その上、旅費まで!!本当にありえないくらいの額のお金をこのビザに費やしているよ...そして驚いたことに、彼女はSFに居たらしい!しかも、渡米したら、SFのおとなり、オークランドに住むらしい!!ものすごい偶然!!ホントにびっくりした~~そして、すかさず、連絡先交換なんかしちゃったりして。やっぱり不安なんだよね~みんな。慣れない役所とのやり取りとか。最初の移民ビザの申請書を提出するときは、かれも一緒だったけど、今回はひとりだし。だから、こういうところで知り合った人とは、けっこう人見知りせず、情報交換しちゃうんだな~ってか、初耳なんだけど、当日ビザ発行してもらえないんだね...今日の午後、面接した人たちはみんな、明日、ビザを取りに来るか、郵送してもらうか。他の人たちは、みんな準備万端、郵送してもらうために、切手も封筒ももって来ている。わたしはどうしようかな~??でもやっぱり直接受け取った方がいいから、航空券の帰りのスケジュールを、今日じゃなく、明日に変更してもらい、友人カールにもう一晩泊めてもらうことにしよう。この時点でのわたしは、これから大変なことになるとも知らず...------------------------------------------------------------1時45分になり、警備を通り抜けて、中に入る。わたしは、キャスター付きのバッグに荷物を入れてて、警備の人に、『ああ、コレじゃダメだね。中、必要な物だけ出して、カバンはここに置いていって』と言われ、ヒョエェェ~~!!超面倒くさいったらありゃしない!しかも、結構前のほうに並んでたのに、カバンから中身取り出したりしてたから、後からの人に追い越されちゃうし...めちゃやってられん!!前来たときは、これでもOKだったのにな~ツイテナイな~そしてまたドアの前に並んで、15分くらい経過してから、2時頃、やっと開館し、またセキュリティーを通る。中に入ると、今日の面接の名簿を持っているお姉さんが居る。わたしは、その方がちょっと席をはずしてるってわからなくて、柱のところにあるテーブルの上にあった、名簿に自分でチェックしてみたり...ヲィヲィそして、そのお姉さんが戻ってきて、カラのクリアファイルと番号札をもらう。お姉さんは、『提出書類をこの順番で並べてください』といってメモを渡してくれた。前回の移民ビザ申請のときに、すでに提出しちゃった書類ばかりだったので、あらたに必要になった書類はあんまりなくって、テキトーに並べてファイルに入れてみた。------------------------------------------------------------5分ほど待ってると、わたしの番号が呼ばれたので、言ってみる。さほど内容をチェックする風でもなく、受付の人は、わたしが差し出した書類を受け取り、『では、あちらの会計で、手数料をお支払いください。その後、このフォームと一緒に、レシートを提出してください』と。そんな簡単にわたしの380ドルが消えてゆくのか~~...とかなしく思いつつ、さっき手渡されたフォームを書き(名前、日本の住所、アメリカの住所。アメリカの住所はかならずGCが受け取れる住所を書くこと)、会計で380ドル支払う。レシート、フォームを持って、受付に提出。10分ほど、他のビザ申請者の方たちと知り合いになったり、語らいつつ。ふとわたしの名前が呼ばれ、行ってみると、前回提出してたわたしがアフロケンと撮った写真と、アフロケンからもらったバースデーカード、わたしが去年、帰国直後に書いたアフロケンへの手紙など、返却してもらった。返してもらえなかったら、イヤだな~~!!と思ってたので、返してくれて、良かったな~♪しかも、とくにこっちが要求したわけでもないし。さらに15分後、ふとわたしの名前が呼ばれたかも?と思って、窓口に行ってみると、やっぱりそうだった。この大使館の職員、白人の若いお兄さんなんだけど、日本語の発音悪すぎで、なんて言ってるかさっぱりわからん。ヘンな10センチ×15センチくらいのボックスで、ガラスの部分に指を押し付けて指紋採取。指示に従い、左手の人差し指の指紋、右手の人差し指の指紋を採取される。ってか、なんで人差し指だけなのかが、不思議なんですけど?------------------------------------------------------------他の申請者の方は、『もう終了しました~♪』とか言って、退室されていきました。『わたしももうすぐだよな~』と思いつつ、早く帰れてイイナ~と眺める...5分後、名前が呼ばれて、窓口に行ってみると、わたしの提出した書類を持ってる白人の若いお兄さん(さっきの指紋採取した人とは違う人)がいて、わたしの書類を眺めつつ、質問してきた。お兄さん:『ご主人とはどこで知り合いましたか?』わたし:『学校で。サンフランシスコにある短大です』お兄さん:『いつごろ知り合いになりましたか?』わたし:『えっと~~(思い出しつつ...)2001年の2月だったっけな~?』お兄さん:『あなたはいつから、いつまでアメリカに居たんですか?』わたし:『ええっと~~(記憶を辿りつつ...)2000年7月から~2004年6月までかな?』お兄さん:『あなたのご主人は、いま何のお仕事をされてますか?』わたし:『ええっと~~、SF市内で~セキュリティーの仕事してます』お兄さん:『はい、では、ビザは明日発行になりますが、どうやって取りに来られますか?』わたし:『(え??質問ってそれだけ??と思いつつ...) えっと~わたし、福岡なので~飛行機で帰らなきゃいけないんですけど~ でもやっぱり今日発行してもらえないんですよね?(も一度確認してみる ってかしつこいよ?)お兄さん:『今日はちょっとムリですね、明日になります』わたし:『んじゃあ、明日直接取りに来ます』お兄さん:『大丈夫ですか?(わたし、うなづく) では、明日の3時半ごろ、もう一度こちらに来られてください。 受け取りは予約をする必要はありませんから、直接来られてかまいません では、ありがとうございました』わたし:『ありがとうございました』つづく~