カテゴリ:日本での日々
4月4(水)~8日(日) 広島
ふぅ~、やっと帰ってきた我が里・広島。 広島には4泊したのですが、その間、街の中を右へ左へ。 やっぱり、自分の生まれ育った場所って動きよさが違いますね。 広島で、まるぼぁ氏の妹さんとお友達も合流しました! 広島風お好み焼き。 ビールとの相性は抜群です。 母の作る味が一番好きだけど、お店で食べると新発見もあり。 ここ数年はまっているのですが、明太子。お好み焼きに入れるとおいしいです! 七味やごまをかけても、これがまた、うまい! 「もみまん」と怪しく略されてしまっている「もみじまんじゅう」。 色んな味がありますが、私が好きなのは「抹茶もみじ」と「揚げもみじ」。 あいにく抹茶は冬限定のため店頭になく、「揚げもみじ」を食べました。 揚げたてが最高っす。 もちろん、基本のあんこも大好き。私、こしあん派です! 原爆ドーム 。 スイスに来て、「広島出身です」と答えたところ、 一度だけダイレクトに「それは危険だ!」と冗談めいてですが、言われたことがあります。 危険なんかじゃないのに。悲しかったです。 原爆投下から、今年の8月で62年。 私が生まれた時から、原爆ドームも平和公園も、 毎年8月6日8時15分に手を合わせることも、 ずっとそこにあって当然のもの。 1945年8月6日午前8時15分の瞬間に、 当時の広島市人口の60%に当たるおよそ20万人の方々が犠牲となり、 75年間は草木も生えないといわれていました。 (参照 ; 広島平和記念資料館WEB SITE) 海外で生活する今、「ヒロシマ」を認識してもらえることは多いと感じるけれど、 私は自分の生まれ育った町のことをあまりにも知らなさ過ぎる。と、 またしても痛感しました。 そんな中、日本滞在中に、新聞で、 私と同い年の女性が「アメリカで1年の平和活動を終えて帰国した」 という記事を目にしました。 すべてボランティアでの参加。 今までこういった記事は目にしてきましたが、 自分と同い年。立派だな。 と思ってふと見た写真に写っているのは、中高時代の同級生でした。 私に出来ることはささやかだけれど、 こうして海外で生活する環境を与えられている今、 少しでも自分に出来る何かが出来たらな、 と余計に感じた滞在になりました。 日本を含め、世界中には私の知らない歴史や現状がまだまだたくさんあって、 それによって、「広島=危険だ」と同じような間違った認識を持っているのではないか、 ということも忘れずにいよう、と思います。 今回やっと、まるぼぁ氏と二人で、父方の祖父母のお墓参りに行くことができました。 みんなで集まるのが大好きだった二人のことを思い出しながら、 まるぼぁ氏と桜満開の公園を歩きました。 4月7日(土) 宮島 という方がどれ程たくさんいらしたことでしょうか… この日、私達の結婚式でした。 近年、厳島神社で挙式を挙げる方はたくさんいて、 予約も1年前からとかなりの混みようなのですが、 頑張って予約が取れてから1年。 暖冬だったので桜は諦めていたけれど、まさに桜満開と週末が重なったこの日、 宮島には観光客の方々が溢れて溢れて、 どわーーーーーっとなっとりました。 こんなに大勢の人にフラッシュをたかれることは今後ないだろう、 と言えるほどの賑わいで、本当にびっくりしました。 中にはですね、「こっちに視線をちょーだい!」っとかなり興奮気味の 外国人観光客の方もいらして、まるぼぁ氏もたじたじしておりました。 でも、皆さんが「おめでとう!」と声を掛けてくださって、 本当に本当に、素直に、嬉しかったです。 午前中の挙式だったので、朝7時過ぎから準備を始め、 かつらを被り、綿帽子を被り、ホテルから人力車で厳島神社へ。 人力車の車夫さんは、地毛でちょんまげを結っていらっしゃいます。 神前式中は、まるぼぁ氏も「誓詞」をしっかり読んでくれ、 ふぇ~んふぇ~ん♪と鳴り響く雅楽に合わせて、少し目をグルグル回したりしてましたが、 三々九度もばっちり。 しかし、ひとつやってくれました! 指輪を交換する際、背中を向けられてしまいました・爆! 事前に式の流れをざーっと伝えてはあったんですが、 私の通訳が間に合わず、「指輪交換」のまさにその時、 私達、前習え状態… 無事に交換を終えて、お天気も最高だったこの日、 お互いの家族に囲まれて、式も無事に終了! その後、親族だけでざっくばらんに会食をし、 夜は日本のお友達に集まってもらって、パーティを開くことも出来ました! このケーキ、激うまでした☆ スイスでのパーティは私にとって、ものすんごい長かったですが、 日本でのパーティはまるぼぁ氏にとって、短くてびっくりしたみたいです。 とにかく夜は、気の知れたお友達がたーくさん集まってくれて、 めちゃくちゃ楽しかったです。 スイスの結婚式に来てくれた親友達が、 スイスの家族と「久しぶりでーす!」と再会と喜んでくれている姿、 親友の読んでくれた手紙、 少し戸惑いながらも楽しんでくれているスイスの家族の姿、 笑いが耐えない各テーブルの友達の姿、 ちょっと寂しそうに見えるお父さんの姿、 いつも笑顔でいてくれるお母さんの姿、 隣にずっと居てくれるまるぼぁ氏。 全部全部、すんごくあったかくて、最高に贅沢な一時でした あの感覚は一生忘れられないと思います。 1年前スイスに渡り、 ずっとこの日を楽しみに頑張ってこれたから、 終わってしまうのが、何となくずっと恐かったこの日。 たくさんのお祝いの言葉と笑顔に包まれて、無事に終わりました。 去年は日本の家族にスイスを見てもらうことも出来て、 今年はスイスの家族にも日本を見てもらうことが出来たこと。 距離と時間とお金を掛けて私達のために動いてくれ、 必要なときに当たり前にみんなが側に居てくれること。 改めて感謝しています。 これからも、まるぼぁ氏共々、どうぞよろしくお願いします。 翌日、まるぼぁ氏と美容院へ行き、 髪も切って気分一新☆ お昼過ぎに広島を経ちました。 旅の後半戦へつづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 27, 2007 09:32:28 PM
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