F1豆知識&ニュース
Toyota TF109 - ブレーキダクトの改良セパンのためにトヨタは、ダクト内部の気流を改善してブレーキの冷却効果を向上させるために、非常に洗練されたベンチュリー形状のフロント・ブレーキダクトを導入しました。 ブレーキのスペシャリストであるブレンボは、顧客であるBMWザウバー、ブラウンGP、フェラーリ、レッドブル、トロロッソ、およびトヨタの全6チームにアップデートされたブレーキ・キャリパーを供給しました。トヨタ2009PTRテディベアー42cmニューース!FIAが発表した2010年のレギュレーション!FIAの機関である世界モータースポーツ評議会(WMSC)は4月30日(木)、2010年F1世界選手権から導入される新しいレギュレーションについていくつか発表しました。◆レース中の給油禁止◆この目的は、燃料装置の輸送コストの削減とエンジンメーカーに燃料節約の推奨を向上させるため。エンジンメーカーはより燃費のよいエンジンを開発せねばならず、各チームは十分な燃料を積むために大型の燃料タンクをデザインする必要があり、マシンのデザインと戦略の再考を強いられることになりそうです。◆予選Q3での燃料搭載量◆レース中の給油が禁止されることで、これまではレース第1スティント分の燃料を搭載して戦っていた予選Q3セッションは、最も少ない燃料搭載量で走行することが可能になりました。◆マシンの最低重量を620kgに引き上げ◆2009年シーズンから重量物であるKERSが導入されたことで、ドライバーの体重がマシンパフォーマンスに大きく影響し、中には体重によってKERSを積めないドライバーまで発生しているため、マシンの最低重量が15kg引き上げられ、620kgとなりました。◆タイヤウォーマーの禁止◆2010年からはタイヤウォーマーが禁止となります。ただし、リムヒーティングなどのその他の器材は許される模様です。また、タイヤ内はこれまでは二酸化炭素も許されていましたが、2010年からは窒素か空気のみに限られるようです。◆KERS◆300km/h以上での作動は禁止。また、エネルギー貯蔵部(バッテリーやフライホイール)は、ドライバーシートとエンジン前部の間に収納しなければならなくなります。◆参戦チーム枠を12チームから13チームに拡大◆この変更により、2010年は新たに3チームの参入が可能となります。ただし、新コンコルド協定では、2010年からカスタマーマシンの使用が禁止され、独自のシャシーを設計・製造が必須条件となる予定です。すでにUSF1、プロドライブ(アストンマーティン)、ローラ、iスポーツの4チームが参戦に興味を示しています。6月12日にはコンストラクターのフルラインナップが発表される予定です。◆4,000万ポンドの予算制限の選択◆来シーズンのチャンピオンシップに参戦するチームは予算制限を受け入れるかどうかを明言しなければならず、技術的な自由を手に入れるか、現在のテクニカルレギュレーションを受け入れて無制限の予算を使い続けるかのどちらかを選ばなければなりません。この制限は、マーケティング、ホスピタリティ、ドライバー俸給、FIAによる罰金やペナルティ、エンジンコスト、その他の支出(チャンピオンシップに影響を及ぼさない範囲)や税金など、チーム運営に関する支出は除外されます。 予算キャップ選択チーム予算キャップ非選択チームテスト風洞テストエンジンギアボックスフロントウイングリアウイングKERS出力駆動方式KERS対象日数と走行距離無制限スケール、スピード無制限無制限無制限10度の角度変更、回数無制限ドライバー操作で可変可能160kw四輪駆動(4WD)も可能四輪1月1日から開幕戦週までに15,000km60%スケール、スピードは50m/sまで1シーズン8基4戦連続使用6度の角度変更、1周につき2回まで可変禁止80kw二輪駆動(2WD)のみリアホイールのみ「可変リアウィングは危険」という声も上がっていて、グランプリが2つのルールで運営されることにF1チームは難色を示しており、変更になる可能性があります。その他にも、新規参戦するチームに参戦資金の補助が行われ、初年度を迎えるコンストラクターには1000万ドルと2台のシャシーに加えて100トンの荷物の輸送費用が支給されることになります。また、ヨーロッパ以外で行われるレースについては各チームに20枚のエコノミークラスチケットが提供されるようです。しかし、この新しいシステムが適用されるためには、新規参入チームはF1に効果的に参戦するための施設や資金、技術的能力があることを証明しなければなりません。 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング